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乱読。 読書してますか? [本]

じつは、いつも訪問させていただいている「たかれろ」さんの最新のブログに、「鹿肉」の話題が掲載されて、そのコメントを読ませていただいて思い出したことがあり、ちょっと本棚をあさりました。

前職で北海道 北陸 名古屋 九州 長野・・・と、殆ど毎日飛び回っていたのですが、(日付がないので定かではないのですが)確か、2004年の1月か2月頃、私は1便で小松に出張で、早朝、羽田の出発ロビーで時間を潰していたとき、なにやら冬支度重装備の面々が、私が座っているベンチのすぐ近くに三々五々集まりだしたのです。 
なんだか、みんな楽しげなんですね・・・

報道カメラを担いだ人も何人か混じっていたので、何かの取材かな・・・と思っていたら、ふと、私が座っているすぐ後ろに、「むむっ? これはもしや・・・」と振り返ったら、やっぱり、私が愛して病まない(!) 椎名誠氏ではないですか!!!!!

でも、周りの人は気づいていない・・・ 

私がキャンプを始めるようになったのも椎名誠を読み始めたから・・・ 
私がカヌーをやるようになったのも、椎名誠や、野田知佑を読むようになったから・・・ 
私が自然に接するようになったのは、この人達のお陰だったのです。

もう、我慢できずに思わず話しかけてしまいました。(本当に背中合わせ! 身体をねじって話しかけてしまいました!)

「ずいぶんスタッフが多いですね。 また、どこかへ取材ですか」
「うん、今日は北海道に、野生の鹿が増えすぎている という状況を見に行くんですよ」
「・・・鹿が増えて、地元のかたが困っているんですか」
「そうなんだね、間引きをしなければならないらしいんだね」
「・・・(けっこう色々なお話しをさせていただく)・・・」

「・・・ 実は、椎名さんの大ファンなんです。 これに、サインいただけますか」(と、システム手帳とボールペンをお渡しする)
「オッケーオッケー これからお仕事でどこかへ?」
「今日は、私は小松まで」

すごく自然で、思っていたとおり、とても人なつっこいかたで、改めて熱烈なファンになってしまいました。
その時頂いたサインです。

IMG_1312.jpg

 

ちゃんと「ホネ」も書いていただいて・・・ もうこの日の出張は、仕事になりませんでした(!)・・・

そんなこともあって、改めて私の部屋の本棚をちょっとだけご覧頂いちゃいます。 

まずは、なんと言っても「椎名誠・野田知佑」コーナー(!)です。 この本棚の1/3を占めているかな。 ちなみに、(本が入りきらないので)どの本棚も前後2列で入れているので、見た目の倍 列んでいます。

IMG_1313.jpg

 

上の写真の左に写っているのは、カヌーのパドル(!)です。

その次に多いのは、これは仕事がらみもあるのですが、「宇宙からの帰還」(立花隆 著)を大学に入った頃に読んで以来、立花隆氏と柳田邦男氏のノンフィクション・ドキュメンタリーを今でもよく読んでいます。

特に「脳死」に関しては、私自身が、国立循環器病センターや、大学病院のICU、救命センターで仕事をしていた時期もあり、しかも、その脳死判定に使われる脳波計・脳幹反応誘発電位測定装置のメーカーの人間でもあったので、知識をつける必要もありました。

また、お袋が末期癌で闘病しているときは、癌に関する本も結構読みました。

IMG_1314.jpg
・・・と思いきや、松本清張の推理ものも昔から大ファンで、合わせて横溝正史、森村誠一、東野圭吾、島田荘司、綾辻行人、逢坂剛 ハードボイルドも好きで、と思いきや、遠藤周作、宮本輝、五木寛之、渡辺淳一、ヘミングウェイ、・・・結局乱読・・・ですね。
IMG_1315.jpg
文庫本を買って読むようになったのは中学の頃からで、(以前のブログにも書かせていただいた親友の影響ですね)その頃読み始めたのが畑正憲(ムツゴロウ)で、これがきっかけで、高校卒業の頃、北海道の浜中・霧多布・嶮暮帰島(ケンボッキトウ)に、ムツゴロウ王国を訪ね、一人旅もしました。 
夜行寝台に乗り、青森で青函連絡船に乗り換え、網走・紋別のオホーツクで「流氷」を見て、屈斜路湖で「白鳥」を見て、釧路湿原で「丹頂」をみて、「冬の三白」を満喫したことも良い思い出です。

最近、あまり熱中できるような本に出会っていないのですが、今週末にロードショー公開される、「天使と悪魔」(ダン・ブラウン著)は、「ダビンチ・コード」よりもおもしろかったですね。

それと、海堂 尊氏の、「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラルルージュの凱旋」「ナイチンゲールの沈黙」は、久々にあっという間に読める、なかなかテンポの良い小説でしたよ。
ちなみに心臓手術の特殊施術である「バチスタ手術」の第一人者である、心臓外科医 須磨久善氏は、私の中では唯一の「ゴットハンド」です。 (最近、やたらにこの「ゴットハンド」という言葉が見聞きされますが、私はあまり感心しません。)

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コメント 12

たかれろ

かなりの読書家と,お見受けしました^^
私は家で本を読む時は,トイレとお風呂です。
なぜか集中して読めます♪
by たかれろ (2009-05-12 23:08) 

のろ

いやいや・・・すごい量の本ですね。それに読むだけじゃなくて、触発されて色んな行動もしてらっしゃるようですし。すごいな~。
最近は、時間もないのかもしれませんが、また楽しめるといいですね。
by のろ (2009-05-13 10:39) 

hidechan

たかれろさん、ありがとうございます。
・・・「読書家」なんておこがましいです・・・
ただ、自分がその時その時に好きな作家の本を読むと、その世界に入り込めるので、余計な妄想をせずに済みます・・・
by hidechan (2009-05-13 21:20) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
いやいや、最近はあまり本を読んでいないので、それほど増えていません。
どうも最近は、雑誌(要は、読む力が弱っていて、写真や絵を目で追っているだけ・・・)の立ち読みが多くて・・・
読書は、年齢に関係なく楽しめる趣味だと思います。
できるだけ時間を作って、少しでも良い本を読むようにします・・・
by hidechan (2009-05-13 21:25) 

大将

どんな悪書でも買って損は無い!が自論の大将です
でも、、、読んでいませんネェ
入院生活のときに餓鬼のように読み漁りましたが
仕事に追われ遊びに追われるとついつい読まなくなるんですよね
椎名誠、野田知佑コーナーは大将の本棚にもありますよぉ
パドルを見るとカナディアンカヌーですね
大将もカナディアンですヨォ(^^♪
すっかりほこりかぶっている状態ですけどね
椎名誠風にいやはやですぅ(^_^)v
by 大将 (2009-05-13 23:36) 

mistta

幅広いジャンルの読書家ですね!
by mistta (2009-05-13 23:52) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。
入院されていた時期があったのですか・・・ 大変でしたね。
私も実は、在阪時 社会人になって2年目で、椎間板ヘルニアで仕事先の病院に1ヶ月半入院しました。 これは大変でしたが、色々な思い出のある入院生活でした。
そうですか!! 大将さんの本棚にも、「むはは」コーナー(!)があるのですか!! 

いやはや、うれしくなるのだ! 

私のクルーザー(!?)は、実はフォールディングカヤックで、写真のパドルは、左右をつなげるヤツです。 カナディアンはとても置く場所がないです!
大将さん、カナディアンですか・・・ 良いですね!!
by hidechan (2009-05-14 18:54) 

hidechan

misttaさん、ありがとうございます。
そうなんですね。 幅はやたらと広く浅く・・・ その時の気分で、好きなジャンルが七変化 です。
by hidechan (2009-05-14 18:57) 

大将

フォールディングカヤックですかぁ♪
カナディアンも良いのですが
車に積んだり降ろしたりが大変で活躍の場がなくなってきましたぁ
左右を繋ぐタイプのパドルがほしいなぁ
カナディアンでも便利そうなんですよねぇ
今年は少しでもカヌー出動しようかなぁ
一緒にカヌーブログ書きませんか?
by 大将 (2009-05-14 22:48) 

井上酒店

なんか自分が敬愛する方とあって、話しかける所が勇気ありますね。僕はちょっと尻込みしちゃうタイプですね。でもそれが切っ掛けで、色々と話が出来、実に羨ましい体験ですよね。しかし、本当に忙しい、厳しい毎日を送ってらしたんですね。そんな中でもちゃんと本を読むっていうのが素晴らしいですね。僕は本当に本が苦手で、こんな本棚があることに驚きますね。でももう少し本も読もうかな・・。
by 井上酒店 (2009-05-15 23:00) 

hidechan

井上酒店さん、ありがとうございます。
このときばかりは、話しかけずにはいられませんでした!!
本当に、気取らず普通の会話をさせていただいたので、これも感激でした。

そうですね・・・ 今思うと、確かにむちゃくちゃ忙しく全国津々浦々を飛び回っていました。 唯一、移動中 しかも飛行機で移動中は、携帯もPCのメールも飛んでこないので(!)、自分の時間が過ごせる大切な時間でした。 (でも、出張報告書がたまってしまうので、飛行機で移動中にPC開いて報告書もよく書いていました)
出張時は何かしら必ず本は鞄に入れていました。 唯一、仕事を忘れられる方法だったんですね・・・
by hidechan (2009-05-15 23:52) 

hidechan

tubomiさん、ご訪問& niceありがとうございます。
by hidechan (2009-05-16 18:57) 

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