SSブログ

「安易な救助要請が山岳遭難を助長する」 本日の朝日新聞記事より。 [日記・雑感]

つい最近、埼玉県の秩父に救助に出動した県の防災ヘリが墜落し、要救助者は助かったものの、隊員が殉職される という事故が起きました。

救急車の要請でもよく話題になりますが、「本当に救急車を呼ぶ必要があったのか・・・」ということについて、事例検討は進んでいるのでしょうか・・・

救急車の要請には、費用請求が来ない と聞きます。
税金でまかなわれている訳ですね。
でも、安易な要請で出動し、その間に本当に救命処置が必要な要救助者に救急車が走れずに命を落としてしまう ということもありえるわけです。
夜中のタクシー代わりに119をする人も多いと聞きます。

今日(8月12日)の朝日新聞朝刊12面「オピニオン」紙面に、タイトルにした 

「安易な救助要請が山岳遭難を助長する」


という記事が掲載されました。
サブタイトルとして、

『「連れられ登山」は無責任。 ヘリ出動費は全額負担させる自覚を促せ』 

コラムニストは、山岳遭難を主な執筆テーマとして20年強 取材を続けられている 羽根田 治(はねだ おさむ)氏 です。

この方の著書は読んだことがありませんし、どんな活動をされているのか、今回の記事で初めて知るところです。
また、私は本格登山の経験もありませんし、救急車を依頼したことも今のところは無く、海での事故も幸いにして今のところ経験していません。

今回のコラムは、山岳事故 が話題になっていますが、これは普段の生活でも、海でも当てはまるところが多く、私は共感できるところが多々あります。

このコラムでは、聞き手の朝日新聞の記者も、かなり執拗な問いかけをしています。
私たち素人が知りたい と思うところを、正面からぶつけています。

結論が出ているわけではありません。
でも、この事はよく考えなければいけない 特に「自然」に入る私たち「自然大好き人間」は、常に考えておかなければならないこと だと思います。

 

まず、羽根田 治氏から、最近の山岳事故の特徴が色々とあげられています。

  • ただ疲れた、足が痛い というだけで救助を呼んでしまう。
  • 手の甲をすりむいただけでヘリを呼んでしまう。
  • 救援部隊が、危険を冒して救助に向かう ということを、要請する側が理解していない。
  • 90年頃からブームになっている中高年の登山は、山の危険性の認識が甘い。
  • 危機管理のノウハウを知らないので、ちょっと厳しい状況になるとすぐに救助要請をしてしまう。
  • 携帯電話が普及したから、救急車を呼ぶように、簡単に救援を依頼できてしまう。
  • 救助を呼ぶときに、「民間」ではなく、「県警」のヘリにしてくれ と要請が来る。
  • 山の事故は、元々ハイリスクの場所に、自らの意思で行く。 ここが、交通事故とは大きく異なる。
  • 落石事故も、先に登る登山者がいたら、常に落石の注意を払うべきなのに、その方法を知らずに登る。
  • マスコミ、登山用品メーカー、ツアー会社が、山歩きの楽しさばかり強調してリスクについてはキチッと教育していない。
  • リーダーが立てたプランに「同乗」するだけの「連れられ登山」が激増している。
 そして 羽根田 氏はこう主張されます。
  • 山の事故の99%は、不可抗力ではなく、自己責任だと考える。
  • 民間の救助隊やヘリが出動した場合は、その費用は遭難者本人か家族に請求されるが、大半を占める警察や消防の場合は請求されない。 だから安易に救助を求める。
  • なので、民間同様、警察・消防の救助費用も自己負担にすればいい。
(記者)有料化 で、いったいどの程度の費用がかかるのか。
  • 行方不明者を捜索する場合は別だが、遭難場所が特定できていれば、ヘリの飛行時間が1時間以内で救助できる場合で、100万円以内で済む。
(記者)100万円は大きい。 なので救助を呼ばずに、最悪の場合、命を落とすことになったらどうするのか。
  • その為に、「山岳保険」を活用するべき。
  • 保険に入らなければ登山をするべきではない というくらいのリスク管理を持つべき。
(記者)山岳保険で100%カバーされるのなら、かえって気軽に救助要請をすることにならないか。
  • 適切な救助要請だったかを、保険会社が審査する仕組みを作ればいい。
  • そうなると、「山登りなんてやめる」という人がでるかも知れないが、それはしょうがないこと。
・・・という問題提起で、このコラム記事(新聞紙面 半分を占める、大きな記事でした)は終わっています。

 

救援部隊のヘリが出動してくれた請求が来ない というのは知りませんでしたし、それでも要請があれば、どんな難しい山岳地帯でも、どんな厳しい天候の中でも救助に向かう隊員の方のご苦労と勇気・使命感には頭が下がる思いです。


私は今、スクーバのトレーニングを毎週続けていますが、その殆どは、「こんな事あり得ない」というシチュエーションでの「危機管理」のトレーニングです。

まずは自分の器材が、「自分の身体の一部」であるがごとく操作できるようになること、水中での有事の際、いかに落ち着いて状態を把握して対処できるか  
これは、回数を重ねて、身体で覚えるしか方法はありません。

スクーバダイビングを行うためには、「Cカード」というライセンスを取得する必要があります。
これは、「自分で自分のことを一通りできるようになったことを認める」 認証カードです。

改めて考えると、登山には、こんなライセンスはないですね(?)
あくまでも「経験本数」が、その人の「スキル」を証明する。

山の場合は、低酸素環境で身体を酷使する事によって、様々な弊害が発生する
また、滑落や落石、急な天候変化もあるでしょう・・・

スクーバの場合は、「水圧」による体内血中窒素濃度が高くなることのハイリスクをいかにコントロールするか 
それと、高水圧の海の中から浮上するときに呼吸管理をキチッとできないと、肺破裂を起こします。

7月末、全国のセントラルのツアーで、「富士山登山」企画がありました。
(富士山登山、どうも今年はブームのようです)

私は参加しなかったのですが、同じクラブで親しくさせていただいている男性が参加しました。
一泊二日での富士山登山。
ツアー費用自体は、4万円程度だったのですが、登山靴、リュック、レインウェア、防寒具等々で、10万円強の準備をし、2週間程度前から、暑いのに毎日登山靴でセントラルへ・・・ とにかく足に慣らさなければならない・・・

それでも、他のクラブの男性が、9合目(標高3300メートル程だそうです)で高山病になり、吐き気と疲労で、頂上を目前にしてイントラさんと下山したそうです。

参加されたこの男性も、8合目あたりから呼吸が苦しく、意識して深呼吸を続けなければならなかった
両足の土踏まずが猛烈に痛くて、どうしようもなかった・・・

更に、9合目、最後の休憩の山小屋。
21時に消灯になって、皆 雑魚寝をするわけですが、セントラルのパーティーがここに到着したのが、だいぶ予定から遅れ、22時頃になってしまったそうです。
すでに消灯され、しかも足の踏み場もないほどの人の数だったそうです。
それから簡単な食事を済ませ、すぐに睡眠を取り、夜中の2時には頂上目指して登山スタート(足が痛くて、場所も狭くて全く眠れなかったそうです) という、まあ、聞くだけでも強行軍のスケジュールだったそうです。
更に更に、9合目から頂上までの400メートル程度の「最後のアタックルート」は、ご来光を見に来る登山客でびっしりで大渋滞だそうです。
天気が良かったのが、とにかく不幸中の幸いだった・・・ 

スクーバも、前述の通り、高水圧(水深30メートルあたり)まで潜行すると血液に溶け込む窒素が増え、そのまま急浮上してしまうと、今度は周囲圧が低くなるので、溶け込んだ窒素が気泡化することによって、「減圧症」という、とても危険な状態になることがあります。

相変わらず、スクーバも、リゾートビーチでの「お気軽ライセンス取得ツアー」が盛んです。
こんな、固っくるしい知識を勉強するよりも、きれいな海で、きれいな魚、珊瑚礁を間近に見て、写真撮って ファンダイビング・・・ (もちろん私も、そうしたいですが・・・)
でも、常にすぐ近くに、そんな危険な状態が待ち伏せている ということは認識しておく必要があると思うのです。

どうなんでしょうか・・・

私は幸いにして、セントラルの「泳げるダイバーを育てる」というコンセプトに惹かれ、そのポリシー通りのトレーニングをさせてもらっているので、多少はリスク管理はできるかなぁ・・・ と思っています。

楽しくスポーツをする
楽しく自然に入って満喫する

のは結構。

しかし、もしもの時には、果たしてどこまで自分で対処できるのか
それができないような場合は、他人に迷惑がかかる 
そうならないためには、日頃のトレーニングを欠かさない

その為には、それなりの準備、トレーニングは、やっぱり「スポーツ」だから、必要だ と思います。


nice!(6)  コメント(15)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 15

たかれろ

警察・消防のヘリでも、費用請求するべきでしょうね。
今のままでは、安全に助けられるのが当たり前だと、
勘違いする人間が増えそうですよ^^;
by たかれろ (2010-08-13 07:04) 

ソニックマイヅル

こんな事があるかもしれない。。。という思いはいつも持っていないといけないですね。(大切)

自動車の運転でも言える事だと思いますし、身の引き締まる思いでございます。^^;汗
by ソニックマイヅル (2010-08-13 07:11) 

のろ

朝日新聞は、偏向記事が多いので、あまり信用しないのですが・・・。(-_-;)
自然を相手にするスポーツは・・・、いやどのスポーツでもか、リスクは伴うものだというのを自覚する必要があるのでしょうね。
by のろ (2010-08-13 08:11) 

hidechan

たかれろさん、ありがとうございます。
私も同じ考えです。
「ちょっとハイキング」程度のお気軽な気持ちでの登山は、もしもの時にどれだけ多くの人に迷惑がかかるのか そこをキチッと理解することが先決ですね。
by hidechan (2010-08-13 19:13) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
同感です。
車の運転も全く同じですね。
ただ、記事中の羽根田氏も語られてるように、

山の事故は、元々ハイリスクの場所に、自らの意思で行く

ここが、交通事故と大きく違いますね。
「自らの意思で」 「元々、ハイリスクの場所に行く」 
なので、それなりの準備が必要 ということになると思います。
by hidechan (2010-08-13 19:16) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
朝日新聞・・・ 私も若い頃にこれを実感したことがあって、ニュース記事については、できるだけ複数社の記事を読むようにしています。

どんなスポーツでも、怪我はつきものですね。
ただ、自分だけで手当てできるものもあれば、人に助けてもらわなければならないこともある・・・
山や海は、その規模がとても大きくなることが多いから、ここは十分認識しておく必要がありますね。
by hidechan (2010-08-13 19:20) 

mistta

今晩は。いかにもマナーや礼儀というものが薄れてしまっている
今の日本人の嫌な一面が窺える現象ですね。
by mistta (2010-08-13 21:43) 

hidechan

misttaさん、おはようございます。
仰るとおりです。
何でもかんでも、どこでも、「自分中心」でものを考える自分勝手さ。
ちょっと疲れたから・・・って、山奥から携帯で救援ヘリを呼んでしまう神経も信じられません。
本格的な登山の歴史がずっと長い諸外国、ヨーロッパ等はどんな現状なのか、ちょっと調べてみようと思っています。
by hidechan (2010-08-14 10:25) 

大将

確かにですね
数年前にも話題になりましたこの安易な救助要請
自然を相手に遊ぶ時は責任と権利が付いて回るもの
それが幼稚園国家、日本では人命の尊重とかで
なんでも甘やかしてしまう
自然を相手に遊ぶ時の責任と権利には
死ぬ責任と権利が本人に重くのしかかるものだと思っています
遊ぶ権利があれば死ぬ権利もあると言うのは
欧州では当たり前の考え方とのこと
大将も釣りをするために自然の懐に身を投じる事が多いですが
やはり人に迷惑をかけないために危険は回避する無理をしない
自然に逆らわない、ボーダーラインを超えない等々
自分での決め事を持つようにしています
ボーダーラインを超えてしまい遭難をしてしまい
結果人に迷惑をかけてしまうのも罪だと思いますし
それ以上に疲れたとかちょっと怪我をしたで救助要請となると
常識の範疇、タクシー代わりに119をダイヤルする人と同じ人種
そういう責任をもてない常識の無い人間は
普通の人と同じように娯楽を持つべきではなく
たとえ本当に救助要請が必要な事態が起きても
それは個人の責任、有料にすべきだと思いますね
by 大将 (2010-08-14 17:45) 

大将

記事内容と違うコメントで失礼します
しょうがない人生へようこそ!!
by 大将 (2010-08-15 08:45) 

hidechan

大将さん、レスが遅くなってしまい、失礼いたしました。

>自然を相手に遊ぶ時の責任と権利には
死ぬ責任と権利が本人に重くのしかかるもの

その通りだと考えます。
加えて、後者の最悪の状態になったときには、周囲に多大な迷惑がかかること これも肝に銘じて、その覚悟で、自然の懐に入るべきだと思います。

それとまさに大将さんに書いていただいた 「ボーダーライン」 この見極めが、最近のお気楽アウトドア派には、できないんだと思います。

雑誌買って、記事のままに道具そろえて、キャンプ場で初めて箱を空けて、取説見ながらテント張ったり、ツーバーナーを危なっかしい手つきでポンピングしたり・・・ っていう光景、何度も何度も見てきました。

自分が使う道具・・・ ちゃんと使えるようにしてから、キャンプに持ってきなよ!

道具が一通りそろったから、もうこれで安泰・・・
雷が落ちようが雹が降ろうが槍が降ってこようが、心配なし・・・
こんな甘っちょろい考えだから、自分のスキルにあったボーダーラインなんて、見えるわけ無いです。
だから、ちょっと怪我しちゃったりすると、携帯で救助を求める・・・
本格的登山をやるような人でも、「ボーダーライン」って、判断できないのかなぁ・・・ これは残念だし、とても危険。

普段の生活から脱却して、自然に帰る ことが大切なのに、「普段の生活」をそのまま自然の中に「持ってきてしまう」・・・

だから、電気がないと困る 電気がないキャンプ場なんて、最低だ!
・・・
冗談じゃないですよね!

時計も電気もテレビもない 
陽が昇れば一日が始まり、日が暮れれば一日が終わる
特に冬場のキャンプで、朝日があたり始めたときの「太陽」のありがたみ・・・ これは、体験しないとわからないですよね。
空があかね色に染まりだして、それまではたき火をいくらたいても寒くて寒くて、お湯わかしてコーヒー飲んでも、全然身体が温まらないのに、陽が昇った途端、本当に陽の光の暖かさを実感する。

夜も、子供らがテントですっかり寝た後に、一人ゴソゴソ寝袋から出てきて、たき火炊いて、ウイスキー片手にちびちびやりながら、星座板見ながら満天の星空を見あげる・・・

山奥だから、本当に空一面 星だらけ!
プラネタリウムなんか比じゃない・・・

天の川もよく見える・・・

これが至福の時・・・

いずれにしても、ちょっと情報過多 のような気がしてなりません。
by hidechan (2010-08-19 01:38) 

hidechan

大将さん・・・
いよいよ、「大将 師匠」にさんざん教わった「しょうがないなぁ・・・」の新たな人生(大げさ!!!)が間近に迫ってきました。

台風もなし!
土曜日はまた、ピーカンの猛暑 の予報・・・

近場だから、それほどきれいな海ではないかも知れないけど、でも、いよいよ始まります・・・

一緒に行く仲間は残念ながらいない。
でも、ダイビングセンターは、同じ目的で来ている人たちばかり・・・
長くお付き合いできて、「自分のベースになる施設」になることを祈るばかりです・・・
(すでに、ちょっと緊張・・・)
by hidechan (2010-08-19 01:46) 

井上酒店

この間もTVでやってましたが、遭難が一番多い年齢が、今の60代前後の方だそうです。これは昔、山ブームと言う登山がブームになった時代があったそうですが、その頃20代だった人達が、今、仕事を定年になり、次の目標と言う意味で、その頃を思いだし、山に入るケースが多いそうです。ただ、やはり安易に入ってしまい、自分の体力の無さや、装備の軽微なため、事故になったりと言う事が多々あるそうです。事故の原因はhidechanの書いていた感じだそうですね。まぁ、確かに本当に大変な事故でヘリが出動するのは、やむを得ないかも知れませんが、安易に呼ぶケースも多いようなので、やはり考え物ですね。そこに税金が使われているのですから、もう少し考えないといけませんね。
昨日も、東京の方の河川敷で、BBQの時のゴミや騒音などの問題で、河川敷使用量を徴収するって話題になってましたが、インタビューを受ける人達の無責任発言には、聞いてて腹が立ちましたね。お金を徴収しても何も変わらないとか、学生には厳しいですねとか、音楽をガンガンかけている本人は、音楽は騒音じゃない、それは音楽を理解していない奴がおかしい!!と訳の分からん理屈をこねていたが、要するに、マナーをキッチリ守れるかどうかだけの話なんですよね。
BBQした後、ゴミをしっかり分別して、持って帰る物はキチンと持ち帰り、使った後は掃除をして、ゴミ1つ落とさず、元の自然な状態に戻し帰ると言う、マナーが守れれば、BBQを楽しむのは良いことだと思うので、山の話も川の話も、要するに人としてのマナーの問題だと思うんですけどね。
by 井上酒店 (2010-08-20 11:04) 

大将

先日日高山系で大学生が沢のぼりだったか沢くだりをして
キャンプ中に事故に合って亡くなりました
色々と準備をして色々と調べてもそうやって事故に合ったのではないかと
そう思います
日高山系の川は暴れ川が多く
雨が降るとそちら方面の釣りはハナからあきらめです
夜中に一気に足が付かない位の水深になったようですね
まだまだこれからの若い人、残念です
親御さんの気持ちも痛い気持ちがします

ただ、やはり自然と相対する時には
人間が想像も出来ないことがこうして本当にある!と言う事ですね
幼稚園国家日本国は
遭難事故があるとやれ大変、こりゃ大変と
大騒ぎになりますが
先にも書いたとおりに遭難するのも自分の責任と権利です
それが自然の懐に飛び込む時の心構えでなくてはならないと思います
それがたとえキャンプ場のキャンプであってもですね
by 大将 (2010-08-20 18:16) 

マルベリー バッグ

今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
by マルベリー バッグ (2013-06-28 22:27) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

【訃報】16日 お袋の命日でした。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。