Windows 「オーディオプレーヤー」で音が変わる?! Foobar2000 使用開始! [ネット・オーディオ]
ひとつ前の記事で、毎日普通に使っている私のPCの背面のSPDIF端子から光ファイバケーブルでデジタル音源を取り出して、YAMAHA DSP-A2の光入力に投入、ステレオ定位抜群でクリアな音がいとも簡単に手に入ることを知ってしまいました・・・
ヘッドフォンのエージングも日に日に良くなり、
「やっぱり、いい音と大自然は 心を豊かにしてくれるなぁ・・・」なんて・・・
で、「音楽を持ち歩くこと」がすっかり普通の生活になってしまった今、iPodとPCとのインタフェースは、必然的にiTunesで今までずっと来ているのです。
CDをiTunesに取り込むときも、iPod 4th を使い始めたときから、何の疑いもなく、デフォルト設定のまま(AAC : Advanced Audio Coding)。
非可逆圧縮だから音は悪い という印象も特になく、それよりも、ファイルサイズがとても小さくなって、たくさんの曲を持ち歩ける という圧倒的メリットに始めからやられました。
ところが今、改めてiTunesのプロパティを細かく見ると、Apple LosslessやAIFF等の可逆圧縮や非圧縮フォーマットでも保存できる・・・
今まで、気にもしなかった・・・
なので・・・
すでにNASには、4000曲近い音楽ファイルが、AACで保存されている・・・
・・・もったいない・・・
ただ・・・
だいぶ前の記事でも書かせていただいたのですが、レコードやエアチェックしたオープンテープもけっこうな枚数、本数があり、ある時期、これをせっせとPCに取り込んだのです。
その時の元データは、非圧縮のWAVデータで残してある・・・
アナログ音源を取り込んだのは、今も昔も(!)
フリーソフトのSoundEngine Free(最新バージョンは、Ver.4.52)
これは、私にはなくてはならない存在 です。
で、雑誌を見たりネットをあちこち見ると、いわゆる「PCオーディオプレーヤー」も色々とあって、この「音楽再生用ソフト」でも音が変わる・・・と。
加えて今の時代の流れで、色々なプラグインもフリーで開発されている・・・
そんななかから、Windowsではあちこちでその名前を見るようになってきた
Foobar2000
という「高音質オーディオプレーヤー」を早速ダウンロードして、試し始めました。
もちろんフリーソフトです が、UIはすべて英語・・・
最新バージョンは、Ver.1.1.2 なのですが、実は日本語化パッチが作られていて、これが、Ver.1.1.1までしか対応していないため、私は迷わず(!)、Ver.1.1.1をダウンロードし、日本語化パッチを当てました。
Foobar2000 Ver.1.1.1 日本語化パッチあて後 の画面です。
また、かなりの数の、様々なプラグイン(Foobar2000では、コンポーネント と呼びます)やスキンが用意されています。
まだ全く使いこなせていません・・・
これをRealtek HDオーディオを介して、SPDIFでYAMAHAに入れている・・・
明らかにFoobar2000での再生音のほうがよろしい。
丁寧にエージングされたJBLのモニターシリーズのような音・・・
(・・・って、私は 4311しか聞き込んだことがありませんが・・・)
・・・ということは、JAZZにピッタリの音か?!・・・
オシロを当てて測定すればもっとはっきりとわかるのですが、同じPC内部・電源共用で、しかもソフトのスペアナなので何とも言えませんが、
いずれにしてもPC内部は、オーディオ的には最悪の環境であることは間違いない。
しかも、メーラーを立ち上げたり、ブラウザ(私はFirefox)を立ち上げると、ノイズが増える・・・
それと・・・ NASに保存してあるWAVファイルを再生すると、
NASのアクセスランプが殆ど点きっぱなしになる・・・
家の中は、すべてGiga LAN を引き回してあるのですが、NASにとっては、WAVファイル再生は、あまりよろしくないのかなぁ・・・
文章よく読んでみましたが、内容が高度過ぎて私の頭では
追いつけません。
by mistta (2011-01-29 19:34)
なるほど、試してみたいです。さすがでございます!^^;
by ソニックマイヅル (2011-01-29 22:04)
( ̄  ̄;) うーん・・・。アナログ音源は、特にノイズ関係で、色々変わるのでしょうね~。
by のろ (2011-01-30 03:20)
面白いです!
昔、アナログの時に
コンデンサーを変えた、あるいは抵抗をブリッジした
配線を三つ編みにした
そんな小さなことをして音が良くなったとかそんなことをしていましたが
今は記録方法をどうするとか
ソフトをどうするかとか
そういった事で音を楽しめるようですね
デジタルになっても音好きにはまだ楽しみを残してくれているんですねぇ
by 大将 (2011-01-30 08:25)
misttaさん、ありがとうございます。
・・・(あまりにもいい音に巡り会えて、なんだかちょっと自分でも興奮気味なところがあって、突進した記事になってしまって恐縮です・・・)
私も、わかっているような調子で書いていますが(!)、実は表面しか理解できていません・・・
もともと、パソコンは「道具」であって、パソコンを「勉強して」「処理能力を上げる・・・」の様な技は、専門の方にお任せです(笑)
ただ、パソコンでも昔のオーディオをいじっていたようなことができる・・・ これを知ってしまったので、難解な記事になってしまっていますが、できるだけわかりやすく、もうちょっとだけ連載 になりそうです・・・
今しばらくお付き合いいただければ幸いです・・・
by hidechan (2011-01-30 23:04)
ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
事務処理メインで使っていたPCを、ちょっと触るだけで、オーディオのようにいい音が鳴り始めている・・・
これは驚きです(!)
もうちょっと、色々と試したいことがあるので、しばらく、続きそうです・・・
ご参考になれば幸いです・・・
また、こんな事をするといい音になりそうだ・・・ という情報があれば、是非ご提供を・・・
by hidechan (2011-01-30 23:07)
のろさん、ありがとうございます。
オーディオ好きの人間は、今も昔も、「ノイズとの戦い(笑)」です・・・
残留ノイズをできるだけ排除して、それから色々と味付けをしていきます。
料理と一緒ですね。
だから、素材そのものにすでに粗雑な下味が付いていたら、いくらいい調理をしても、完成した料理のお味は・・・ 自ずと想像がついてしまう・・・
音楽も全く一緒です。
この「残留ノイズ」をいかに低く小さく納めるか・・・ ここがポイントです。
by hidechan (2011-01-30 23:12)
大将さん、ありがとうございます。
その通り!!
容量のでかいトランスに替えて、シャーシのレイアウトを替えたり、コンデンサ替えたり、信号ラインを三つ編みにしたり・・・
昔のアンプは、こうやって目に見えるところを色々触りながら、自分の好みの音に近づけていきましたよね。
今、完全デジタルで、もうそんな余地はない と、ついこの間までずっと思ってきましたが、どうも、PCでも、まだまだ触る余地がありそうです。
もちろん、アナログ音源をデジタル化する時点での品質は最重要。
原音波形に可能な限り近づけるためには、サンプリング周波数を高く取る。
音のダイナミックレンジを忠実に再現するためには、量子化ビット数を高く取る。
さらに、アナログオーディオでも、例えばイコライザ回路をパスして、入力から最終段までダイレクトにつなぐ 「ダイレクトサーキット」とか「トーンパイバス」とか、色々と各社呼び方がありますが、これと同じように、PCでも、内部のデジタル処理部分をバイパスする「アプリケーション」が、色々とあることがわかってきました。
アナログアンプのように「目で見えない」のが、何となく私も違和感がありますが、でも明らかに「音」にはその効果が現れますよ!
もうちょっと実験したいことがあるので、今しばらくお付き合いを・・・
by hidechan (2011-01-30 23:23)
またまた興味深い記事ですね。
あらためてじっくり読ませていただきたい所がたくさんあります。
自分にとても真似できるとは思いませんが、とりあえずAAC以外の圧縮くらいは出来そうな感じがしました。
by H.Kosuge (2011-01-31 17:11)
yangt3さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-01-31 19:09)
H.Kosugeさん、ありがとうございます。
今更ながら私も手探りで実験を始めましたが、昔、はんだごてを片手に、あーでもないこーでもない・・・ とやっていたことが、デジタルでも多少は役に立つんだ・・・ ということを知ってしまったので(!)、これはしばらく、飽きそうもありません・・・(笑)
by hidechan (2011-01-31 19:13)