初めて知った、ASIO のすごさ! デジタルオーディオ音質 ぐんぐん向上中! [ネット・オーディオ]
小学校5年生の頃にビートルズを聴き始め、それ以来、音楽を聴くことはずっと好きで、聴くだけではなく、友人とデュオを組んで唄ったり、高校生の頃からは、アマチュアのへたっぴバンドを組んで、レンタルスタジオで合奏(この言葉が好きです)したり・・・
初めて就職した会社でも軽音楽部で暴れ回り(?)、結果、大阪に配属(?!)・・・
一緒に関西に配属になった同期には残念ながら合奏する仲間はいない・・・
でも合奏したい・・・
しばらくして、DTM(Desk Top Music)環境をつくり、MIDIでギター以外のパートを打ち込んで、ひとり PCと合奏していました。
レンタルスタジオに出入りしていた頃は、もちろん録音器材はカセットテープしかなかった・・・
社会人になった頃、世の中にCDが出始め、あっという間にレコードのシェアを奪い取った・・・
その頃から、プロのスタジオレコーディングはデジタルになり始めた。
で、ここ10年くらいかなぁ・・・
PCの性能がこれだけ進化し、アマチュアの録音環境も圧倒的に進化した。
それが DAW ( Digital Audio Workstation )と呼ばれ、今 更に進化途中。
これは、外部音源の制御、入・出力、シーケンサー制御、ミキサー、エフェクト、レコーディング、トラックダウン等をすべてPCを使ったデジタルで、プロクオリティで簡単に行えるすごいシステム。
で、このDAWが普及すると共に、新たなキーワードが付随するようになってきた・・・
それが、今回のテーマ ASIO です。
・・・と、ここまでが前振り・・・ (前振りが長いと、あとも長い・・・ スミマセン・・・)
もともとの目的は違うところにあった、この ASIO が、デジタルオーディオの音質向上に多大な影響をもたらすとは・・・
・・・ASIO (Audio Stream Input Output アジオ と読むそうです。 つい先週まで、私はずっと アシオ と読んでいました・・・)
これは、オーディオデバイスと、前述のDAWやMIDI等のシーケンスソフトとのインタフェース規格です。
PC性能アップの恩恵を受け、音源やキーボード等をすべて制御するようになると改めて目につくようになった
「CPUの処理時間や 伝送経路延長によるレスポンスの遅れ・・・」
例えばPC音源に接続したキーボードの鍵盤を押す・・・ 発音するまでタイムラグが発生してしまう・・・
これでは、演奏に支障が出るし、同期録音もままならない・・・
ASIOが普及するまでは、この遅れ時間(レイテンシィ 医療業界では 「潜時」と呼びます。 トリガインから、レスポンスがでるまでの時間のことです)は、数百ミリセカンド程度だったそうです。
でもその頃は、1台のPCで集中制御していたわけではなく、「分散処理」というか、それぞれの楽器ごとに処理をしていたので、この潜時はあまり影響はなかった・・・
ちなみに、「数百ミリセカンド」の遅延・・・って、どのくらいか・・・ というと・・・
例えば、ふたつの音程の違う音をランダムに聞かせて、「集中しながら、高い方の音が聞こえたときだけ、できるだけ早くスイッチを押してください」という、脳神経分野の検査があります。
音が出るタイミングは、だいたい2秒間隔程度・・・
で、集中して被験者にこのテストを行うと、大体 音が聞こえてから素早くスイッチを押すまでの時間が、300ミリセカンド前後に集中します。
このテストは、脳がどれだけ集中してターゲットを捕捉できるか という「事象関連電位」という分野の中の「P300」という検査です。
それが、ASIO を使うと、 限りなくゼロに近くすることができるそうです・・・
なぜこれだけ処理時間が短縮できるのか・・・
通常、Win PCの音制御は、Kernel Mixer(カーネルミキサー)を必ず通過する・・・
(カーネル といわれれば、サンダース・・・ サンダースといわれれば、コンバット・・・ チェックメイトキングツー
年代がバレル?)
コンバット、小学生の頃大好きで毎週親父と見ていました・・・
お話しが逸れました・・・
よく見ますよね・・・ このミキサーUI
これが、カーネルミキサー だったんですね・・・
と同時に、音信号が通る経路が長くなり、通過時間も長くなるために、ノイズ(ジッターノイズ)を受けやすくなる・・・
最新バージョンは ASIO4ALL Ver.2.10 。
全然知らない間に進歩しているんですね~(;・∀・)
単語も聞いたことがありませんでした~。
by のろ (2011-02-01 22:53)
知らない間に音響業界もすごい進化ですね。
この先10年後はどうなるんだろうと思ってしまいました。^^;
by ソニックマイヅル (2011-02-01 23:11)
今晩は。こういうのを開発する人の技術力に頭が下がります。
by mistta (2011-02-01 23:40)
非常にわかりやすいです
ビートルズから音楽人生
うんうん。。。大将もそうでした
音楽と言う新しい世界を教えてくれたのはビートルズです
コンバット。。。じゃなくてASIO
これがさらに使い方を考えると楽しみは広がるでしょうね
例えば音楽を聴く環境
部屋の大きさや形状は関係無くなり
うん?ちょっと待てよ
となると。。。
昔CDが出始めてデジタル化がまさに進もうとした時に
大将がデジタルで音楽を聴くなら
脳に直接デジタル信号をつないで人間もデジタル化しないと
なんて冗談で言っていた事が
ハード面で可能になってきていると言う事になるでしょうね
車の中のようなオーディオには厳しい環境も問題無くなるんですねぇ
by 大将 (2011-02-02 21:15)
のろさん、ありがとうございます。
そうなんです!
次から次へと、知らない言葉続出!
しかも省略するもんだから、余計にわからない!
まだまだ かじり始めたばかりですが、それでも効果絶大!
ちょっと楽しみです。
by hidechan (2011-02-03 17:06)
ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
本当にビックリです。
昨年末、テレビを地デジ対応にして、「デジタル画像」の圧倒的な緻密さ にノックダウンされました。
音楽はすでにCDが普通の世の中だったので、デジタル音楽 はもう触るところはないだろうって、ずっとなんの疑問も持たずに今まで来ましたが、「音」の環境も明らかに進歩している ということを初めて知りました。
画像もすでに3Dが普通になりつつあり、音響もサラウンドがどんどん緻密になってきている。
これから、どの方向に進歩するんでしょうか・・・
「バーチャル」にどんどん入っていくのでしょうか・・・
by hidechan (2011-02-03 17:17)
misttaさん、ありがとうございます。
全く同感です。
普段、どんなことを考えていると、こういう発想が出てくるのか・・・
本当にビックリです。
by hidechan (2011-02-03 17:19)
大将さん、ありがとうございます。
そうそう、聴く環境の制約は、かなり無くなってくるような気がします。
今回、ファイバケーブルをチョイスしているときに、「車載用」と称する部類のファイバが多数あることも知りました。
大将さんに書いていただいたように、車載にはもってこいかもしれない。
何しろ、「電磁ノイズ」の影響は、光ケーブル自体は全く受けない。
「光通信」の最大のメリットですね。
ノイズの影響を受けるとすれば、D→A あるいは A→D コンバーターに限られてくる・・・
それと・・・
>脳に直接デジタル信号をつないで・・・
これ、すでに新しい医療技術として利用され始めています。
例えば聴覚・・・
鼓膜が後天的に(例えば事故 等で)壊れてしまったようなとき、「人工内耳」というものを埋め込んで、耳から入ってきた「音」を電気信号に替えて、脳の聴覚野(側頭部)にケーブルで電気信号を送ると、聞こえる・・・
例えば視覚・・・
網膜は機能しているが、視神経がやられてしまったようなとき、網膜電位をピックアップする小さな電極を網膜に埋め込んで、そこから視覚野(後頭部)にケーブルで電位を送ると、見える・・・
コンシュマー技術から医療技術へ あるいはその逆
専門分野と、私たちが利用する一般分野 お互い、かなり強い関連性があります。
by hidechan (2011-02-03 17:34)
R8さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:38)
井上酒店さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:39)
たかれろさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:39)
dendenmushiさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:40)
ま~くんさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:40)
H.Kosugeさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-03 17:41)
yangt3さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-06 02:02)
今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
by ヴィトン 通販 (2013-06-28 21:13)