昨日は、冷たい雨の中、お墓参りに行きました。 [日記・雑感]
昨日は夜中から冷たい雨が降り、朝はガソリンスタンドに列んで給油。
その後、都内のお寺さんまでお墓参りに行きました。
鉄道は休日ダイヤの8割程度で運行。
相鉄は、車内の電灯・ヒーターを切っての運行。
横浜で京急に乗り換え、芝公園まで。
さきっちょのアンテナが地震の震動で曲がってしまった東京タワーも、半分くらいまで重たい雨雲の中に隠れている。
お寺さんからいつもいただく「春彼岸」の案内書き・・・
普段はさっと目を通す程度なのですが、昨日は何度も読み返しました。
そこに、「春彼岸」のことが書いてありましたので、ここにご紹介します。
「春彼岸の由来」
「彼岸」とは、こちら側の岸(現在私たちが生きている世界)に対する、向こう側の岸、
つまり極楽浄土を意味します。
行事としての「お彼岸」は、春分と秋分の日を中日とする前後3日間の計1週間に行われます。
法然上人が浄土宗を開く上で師と仰いだ中国の善導大師(ぜんどうだいし)が
「春分と秋分の日には太陽が真西に沈むので、日没の彼方にある極楽浄土を想い、敬慕の心をもつべきである」
と説いているように、太陽の沈む方角に向かって、極楽浄土に往生したいと決意を新たにするのが「お彼岸」なのです。
また、この1週間は、布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)という
六波羅蜜(ろくはらみつ)の行を修め、日常の生活を反省し、仏道と信仰の実践週間としても意味づけられています。
国民の祝日に関する法律には、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日とされています。
ぜひ、お彼岸には、家族そろって先立たれたご先祖を偲び、感謝の気持ちをささげましょう。
人間は、けっして一人では生きていけないのですから。~大本山増上寺法要課パンフレット より転記~
いつもいただいているパンフレットなのですが、今回は最後の一行
「人間は、けっして一人では生きていけないのですから。」
が、心に引っかかりました。
私自身が、こんな一言が気になるような歳になったのかも知れませんが、でも、今回の震災、色々なところで、色々な場面で、色々な時間に、何度もこの事を実感しました。
危機的状況が続いている福島原発で、見えない敵「放射能」と闘った自衛隊・消防・警察・技術者の方々・・・
頑強なレスキューの隊長が、目に涙を浮かべ、行動を共にした隊員のことを想い、それぞれの家族やお子さんのことを想い・・・
被災地に呆然と立ちつくす男性が、奥さんや子供さんの安否が未だわからずに男泣きに泣き崩れる・・・
私たちはニュースや新聞でしかこのような事を知ることができないのですが
でも現実には、見えないところで、ガソリンを抜き取ったり物を盗んだり・・・ということも多数発生している・・・
なんだかまとまりのない記事になってしまいました。
今回の震災でも
人間はけして一人では生きていけないが教訓になりましたね
みんなが支えあい、励ましあう姿に涙が出ます
全ての事象には全てに意味があると思います
今回の大震災はとても不幸なことではありますが
そこにも意味があって
それは人間に対しての大きな、そして良い意味でがある
そう信じたいです
by 大将 (2011-03-22 12:13)
大将さん、ありがとうございます。
パンフレットの記載をすべて載せていいものか ちょっと迷ったのですが(「向こう側の世界」とかの表現があるのでためらいました)、でも前後の説明がないとなんだか説得力がないと思い、すべて記載しました。
私もかみさんも私の親父も息子らも、特定の宗派に属するわけではなく、むしろ宗教に対しては無関心でかなりいい加減な(これはいずれ書かせていただくことがあるかもしれませんが・・・)家族ではありますが、お袋が亡くなって、いろいろなタイミングでお寺さんの説法を聞く機会が増え、仏教(お寺さんは浄土宗、大阪のお袋さんのお寺さんは浄土真宗)って、とても心が安まるなぁ・・・って、最近よく思います。
記事にも書かせていただきましたが、私自身がそんな歳になってきたから なのかもしれません(笑)。
今回の大震災、たくさんの外国からも支援を頂いているけど、未だその被害の全貌は判らないほど 甚大な被害を受けています。
世界の人々がこうして救援に手を貸してくれているときに、日本国内で、直接被害を受けていないところで、いい大人がくだらないことでごたごたしている。
本当に情けないです。
大将さんにコメントいただいたように、今回のことは、一人一人が教訓として心に刻んで、そのことをよく考える必要がある と、私も同じように思います。
by hidechan (2011-03-22 16:38)
のろさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-03-22 16:46)
ホント、支え合わないと生きて行けないのですね・・・。
便利な世の中に慣れてしまって、ついつい忘れがちになっていました。
by のろ (2011-03-22 19:12)
全文を記載した事は良いことだと思いますヨォ
中途半端に個人の考えで乗せてしまうと誤解を生むことにつながるかも
向こう側の世界…
さなぎが終焉を迎えたと感じたとき
それと同時に蝶は誕生を向かえたと感じるとき
向こう側の世界ってけして縁起の悪い事ではなく
人生の節目だと思います
目に見えないだけで
人間から違う形態へと脱皮しているのかもしれませんね
大将も宗教と言う事に関しては無信心ですが
それこそ年齢的なものなのか
そう思う今日この頃ですヨォ
by 大将 (2011-03-22 20:34)
今晩は。一人では生きて行けないから、一人だけ生きようとしても
いけないと思います。今の日本は自分だけ生きられればいいと
思っている情けない人間が増殖している気がして残念です。
by mistta (2011-03-22 22:45)
のろさん、ありがとうございます。
そのとおりですね・・・
便利な世の中になって、「お金さえ出せば・・・」何でも手に入り、何でもできる・・・ 自分一人で生きていける・・・ って、知らないうちに大きな勘違いをしてしまっている。
今回のような未曾有の大震災に襲われて改めてそのことに気が付く・・・
こんな状態になってもそれに気が付かない人もいるわけですが・・・
大自然を前にすると、人間は本当にちっぽけで小さな存在なんだ・・・って思います。
by hidechan (2011-03-23 10:14)
misttaさん、ありがとうございます。
人は、本当に弱い存在です。
強がってみせる人もたくさんいますが。
自分だけ助かればいい 自分だけ生きられればいい って考えている人間は、「・・・そうですか、じゃあ、お一人で生活していただいてけっこうです」って、どこかの無人島にひとりぼっちにしてしまえばいい。
そうすればきっと、自分一人では何もできない ということがわかるんじゃないでしょうか・・・
by hidechan (2011-03-23 10:21)
大将さん、ありがとうございます。
そうですね。
時期が時期だけに、「向こう側の世界」という事に触れていいのか迷ったのが正直なところですが、「人生の節目」 いい言葉です。
この事を書きたかった・・・ 言葉が出てきませんでした。
まだまだ精進が足りない・・・実感。
ありがとうございます。
感謝です。
by hidechan (2011-03-23 10:24)
hidechanさん、こんにちわ(^_^)v
コメントを頂きありがとうございますm(__)m
ちなみに今回のOneFly For Peaceの記事ですが
あれは中心となって活動をされている方のブログをコピペしたもので
記事も写真もその方のものなんですヨォ^_^;
だからかっちょいいカメラは大将のものじゃないんですね(>_<)
by 大将 (2011-03-23 11:53)
yangt3さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-03-24 23:29)