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スクーバ 一番のお友達にご不幸があった。 [日記・雑感]

(約10日ぶりの更新です)
毎日PCのお仕事に追われ続け、怒濤の10日間でした・・・

ようやく一段落・・・

この10日間 良いこと悲しいこと楽しいこと、久々に色々なことが起こりました。

いいこと楽しいこと に覆い被さるように、悲しいことが起こりました。
それがあったので、今日はなんだかドッと疲れが出てしまっています・・・

 

スクーバを始めるようになって、近くのセントラルでもお友達の輪が急激に広まりました。
その、一番始めにお友達になっていただいたオバサマ(Sさん)のご主人が亡くなりました。

私はご主人には一度もお会いしたことはなく、Sさんから、時々お話を伺う程度でした。
10年ほど前に脳梗塞で倒れ、以来 半身麻痺で ずっとうちの近くの病院に入院されている。
そのご主人を、毎日毎日見舞い、支えてきた。
植木職人をされていた ・・・ このくらいしか知らなかった。

とても元気で明るくて、お会いするだけでこっちも元気になってしまう、
そんな夏生まれのスポーツ大好き でも繊細なSさんです。
冬はスキー、そのほかはダイビング・・・

毎月月末の、隣のクラブでのスクーバ練習会(出稽古)に誘ってくれたのもこのSさん。
それが、7月頃から、クラブでお会いすることがめっきり少なくなってきました。

 

たまに、日曜日のスクーバトレーニングでお会いすると、ご主人のことで相談・・・というわけではないのですが、
この件で よくお話しさせていただくようになりました。
私が医療業界で仕事をしていることは以前お話ししたことがあって、ご存じでした。

7月に「病院都合」で、ある処置をした方がいい ということを病院から言われた・・・
それって、どういう事なの? どうして今になって・・・?
病院がいうとおりにした方がいいのか・・・
無理してそんなことはしない方がいいのか・・・

色々状況を聞く限り・・・
今は、リスクを冒してまで病院がすすめる「処置」はする必要はない
病院がすすめていることは、「病院側が管理しやすくなる」為の処置であって、
患者さんが今以上に楽に生活できるようになる・・・ QOL が上がる とは思えない
と、私の個人的な意見を伝えました。

自宅の近くの病院でもあり、現役時にこの病院について色々と聞いてもいたので、
どんな病院かは承知していました。
それも率直にお話ししましたが・・・ 
色々とご近所のお付き合いや都合もある。

25日の日曜日は、いつものお昼のスクーバトレーニングのあと、夕方からこの時期恒例のメンバー練習会があり、
その後、スクーバメンバーの懇親会がクラブ近くのいつもの居酒屋で企画されていました。

今回の練習会と懇親会は、27日からの「石垣島ファンダイブツアー」の壮行会も兼ねていたので、
他のお友達も結構参加されたのですが、Sさんはどちらの練習会にも出席されず、懇親会にもいらっしゃらなかったのです。

イントラさんに、「・・・Sさんはいらっしゃらないんですか・・・」って聞いたら、何ともいえない顔をする・・・
・・・ 
Sさんとご近所のTさんもスクーバをされていて、今回も参加されているので、
「Sさんのご主人、状態悪くなったんですか・・・」って聞いたら、
「・・・hidechanさんに連絡しようかどうしようか迷ってるって言ってたんだけど・・・ 19日に亡くなって、21日に告別式だったのよ・・・」って。

懇親会まっただ中だったのですが、なんだか悪酔いしてしまいました・・・

翌 月曜日の午前中、Sさんの携帯にご連絡を入れてから、お線香をあげさせていただきに伺いました。
朝から冷たい雨が降っている・・・

そんなに大柄な女性ではないのですが、玄関でお会いしたら、余計に小さく見える。
お線香のにおいがしている・・・

10歳になる雌のマウンテンドッグ(?)のサリーがいるのですが、
いつもはSさんの後を常について回っているのに、Sさん曰く、
「・・・サリーも分かっているみたい・・・ ちょっと離れて、じっとこっちを見るようになったの・・・」

この2ヶ月で、ずいぶんと色々なことがいっきに押し寄せて、
竜巻が通り過ぎるように色々な大切なものをあっという間にすべて持ち去ってしまった。
元々は身体動かすのが大好きなSさんだから、疲れが出ないよう それだけが気がかりです。

ちょっとだけお話しさせていただいて帰るつもりだったのですが、やっぱりそうもできず、
帰宅するころはもう、真っ暗でした・・・

「・・・みんな待ってますからね。 時々は気分転換で、顔だけでも出しに来てくださいね」って、
ご挨拶して帰宅しました。

・・・と、すっかり夜になってしまって帰宅・・・

実はこの翌日(火曜日)14時から、すすめているお仕事のパートナー企業様との、
私の新たなホームページ運用についてのミーティングが予定されていました。

6月から作業開始したホームページ立ち上げも何とか骨格が固まり、レンタルサーバも手配して、
初の「独自ドメイン」を取得し、いよいよ実戦配備直前 という段階でした。

・・・そんな時に限って、この前の週に、最終段階の調整中にデータベースが壊れ、再構築。
何とか復旧できそう というところまで来ていたので、何とかなるだろう・・・ と、ちょっと甘く考えていました。

月曜日晩から作業を再度始め、結局久々の貫徹・・・
しかし、ミーティング当日になってもWebサーバ上でうまく動作しない・・・
ギリギリまで粘ったがやはり見せられる状態にはならない。

各画面のスクリーンショットは取ってあったので、これでプレゼン資料をつくるしかない・・・
・・・何とも情けない初回のプレゼンです・・・

一晩くらい貫徹しても問題ない・・・ と・・・
・あ・ま・く・み・て・い・ま・し・た・・・(汗)

しかし・・・

つい今月初めに、「(約)半世紀」のバースデーを迎えた肉体は・・・
自分が思っている以上に・・・
ダメージを受けていた・・・

今日になって、ようやく復調してきたか・・・という、今の状況です。 


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コメント 11

mistta

今晩は。辛いとき。悲しいとき。なるべく生活のリズムを崩さない方が、心の平常化をうまくできる気がします。時間が悲しみを癒してくれます。ご友人が明るさを取り戻されることを願います。
by mistta (2011-09-30 21:46) 

大将

本当、ご縁って不思議なものですね
お逢いしたことがなくとも
何らかのご縁でその人なりを知ってしまったり
その身近な方とのご縁があったりすると
他人のはずでも喜びも悲しみもそして怒りさえも伝染しますね
悲しみに落ち込むSさんでしょうが
気持ちの整理がついていたとか年齢が若いとか老いていたとか
ご葬儀ってそんな事で悲しみの大きさは決まらないんですよね
そして、ご葬儀って少しづつ疲れを呼びます
そんな時には周りがいたわる事で多少はその疲れもやわらぐと思います
ご葬儀って故人の為にする儀式ではないそうですね
残されたものに対する故人からのメッセージを伝える儀式
大きな、大きなメッセージを受けて
一気に大量の情報で疲労は後からやってくるのではないかと思います
友人と呼ばれる者にとっては何もできないかもしれませんが
hidechanさんのように顔を出してお話をする
そんな事で随分と救われるのではないかなぁ
そんな気がします
少し待って
また仲間として一緒に楽しく潜り飲み語る
そんな時間が少しでも早く来ることを願います
by 大将 (2011-09-30 22:18) 

のろ

うーん。ホント色々と大変なことが続いたのですね。
hidechanさん、ちゃんとご焼香されに行かれたなんてエライですよ~。
忙しいさなかだったのに。
データベースが壊れたというのもなかなかつらいものですよね。
取り敢えず、週末は休めるならゆっくりして下さいませ。
by のろ (2011-10-01 00:44) 

ソニックマイヅル

患者様のための病院ではあると思うのですが、プラスαそんな病院がもっと増えて欲しいです。
by ソニックマイヅル (2011-10-01 05:32) 

hidechan

misttaさん、ありがとうございます。
色々とお話しをさせていただきました・・・
ご家族や親戚、関係者以外で、こんなお話しができる人がきっと見つからなかったんじゃないか・・・
堰を切ったように色々とお話を伺いました。
私みたいな話し相手でも、Sさんが少しでも気が休まるのなら・・・と。
ご主人が亡くなったこと はもちろんなのですが、Sさんも知らなかったような代々続く「しきたり」が、何よりも辛かった・・・と。
私が住んでいるあたり(横浜市旭区)は、古い地主さんが多いんです。
それは、不動産屋で駐車場を借りるときによく分かりました。
そんなこともあったり・・・で、本当に辛かった と絞り出すように話されるのを聞くのも辛かったです。

なんだか部屋の中も薄暗くて、息子さんは、「そろそろセントラルでも行って、気分転換してこいよ」って言ってくれるそうです。
でも、「・・・そう言ってくれるんだけどね・・・ どうなのかなぁ・・・ 10月の末が四十九日だから、それが終わったら、ちょっとずつ始めようかなぁ・・・って思ってるの・・・」

>時間が悲しみを癒してくれます

そうですね。
私もそう思っています。
こればっかりは、どうしようもありませんね・・・
早く今までの元気なSさんと、大声で笑いたいです。
by hidechan (2011-10-01 17:33) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。
・・・その通りですね。
Sさんのご主人 変な話しですが、今回 遺影のお写真が お逢いするのが初めてでした。
でも、セントラルでお逢いすると、ここしばらくはずっと、ご主人の状態を伺うのが多かったんです。
他のメンバーが一緒の時には、やっぱり話しを出さない。
だから、他人事には思えないようになっていました。
今更言っても始まらないのですが、もう少し早い段階でお話を伺っていたら、力になれたのかも知れない・・・ まあ、これは本当に、今更言っても始まらない。

>ご葬儀って少しづつ疲れを呼びます

そうですね。
普段とても活発なSさんだから、余計に心配です。

>残されたものに対する故人からのメッセージを伝える儀式
>大きな、大きなメッセージを受けて
>一気に大量の情報で疲労は後からやってくるのではないかと思います

・・・なるほどなぁ・・・
その通りかも知れませんね。
misttaさんから頂いたコメントにも書かせていただいたのですが、Sさん、今回の葬儀で、聞いたこともなかったような代々のしきたり ご近所との関係 に、だいぶ悩まされ、それで参ってしまったそうです。

それと、今までずっと安定していて、普通に会話もできていたのに、ここ数ヶ月であっという間に状態が悪くなって、突然 いなくなってしまったこと。
Sさんの周りからは、病院の対応が悪かったんじゃないのか はっきりさせた方がいいんじゃないか という声も多いそうです。
「・・・hidechanさん、どう思う?」って、何度も聞かれました。

声を上げれば、ひょっとしたら色々と問題点は明らかになってくるかも知れない。
途中の経過を聞いても、病院の対応の仕方を聞いても、見る人が見れば、「・・・ちょっとそれはどうなのよ・・・」っていうところも確かにある。

でも、心配そうに そう私に聞くSさんには、
「・・・指摘すればきっとおかしなところは出てくるかも知れないけど、でも、それが分かっても、ご主人が戻ってくるわけじゃないし、かえって辛い思いをすることになるような気がします・・・」

「だから、もう振り返らない方がいいと思いますよ。 人間の頭の中はうまいことできていて、時間が経つと、イヤな思い出は段々奥の方にしまわれて、いい思い出だけが目に浮かぶようになってくる。 ただ、そうなるまで結構時間がかかりますけどね! 私も先月 お袋の十三回忌だったけど、イヤな思い出はだいぶ奥の方にいっちゃってます!!!」って。

今月はきっと、静かに毎日を過ごされるんじゃないかな・・・と思っています。
ただ、息子さんがこれまた元気な方だから、「うちにばっかりいるな!! セントラル行ってこい!!」 なんて怒られているSさんも、目に浮かんだりします(笑)

サリーっていう雌のワンコが、ようやく最近になって、私を憶えてくれたかな・・・と。
Sさんがいつもと違う から、先日も、私のところにべったりで・・・
膝枕かなんかしちゃって、へいきで私のところで寝ちゃう・・・

こういう時って、ワンコ いい話し相手になってくれますね。
サリーがいなかったら、昼間は本当にSさんひとりぼっち。
薄暗い部屋で、ずっと家の中に一人でいたら、絶対に具合悪くなってしまう。
私なんか、金魚で救われましたから!!(爆)

一日も早く、元の元気なSさんと、また潜れるよう その日が待ち遠しいです。




by hidechan (2011-10-01 18:14) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
ずいぶんと間が空いてしまいました。

スクーバを始めた当初、厳しいイントラさんと、寡黙なレスキューのベテランさんしかいなくて、だから私も黙って必死についていく(!)しかなかったのですが、そんな時に、時々Sさんが日曜日のトレーニングに来るようになって、それからお友達になりました。
Sさんが来てくれると、場が和む だから楽しい時間になりました。

色々あって、このイントラさんにはもうついて行けない と、逆にSさんがトレーニングに来なくなっても、私が逗子に潜りに行ったらその話を聞いてくれたり、Sさんは渡嘉敷でマンタに会ったよ とか、ジンベエザメ触ったよ とか 楽しい話を聞かせてくれて、お土産頂いたり・・・

いつも活発で楽しそうにしていたのですが、でもしっかりご主人を看護しながらだったから、きっと大変だったと思うんです。
でも、そんなこと一度も聞いたことはなかった。

早く元気になってもらいたいです。

私の仕事が実は、並行して大変なことになっていました(汗)

2ヶ月半ほどかかって、ようやく形になって、ローカル環境ではいい感じで動くようになった。
で、レンタルサーバも年間契約をして、待望のドメインも取得。
あとは、サーバ上に引っ越すだけ という段階で、どうにもうまく動かない・・・
何度もアップロードを繰り返すのですが・・・
そのうち、データベースが壊れた・・・(汗)
こうなってしまうと もうお手上げです(汗汗)

日曜日の晩は壮行会で悪酔い・・・
月曜日は、Sさんと色々とお話しして、さて、じゃあ始めるか と、
何度も試すが、うまく動かない・・・
そのうち外が明るくなってくる・・・
お昼前にはうちを出ないと間に合わない・・・

参りました・・・
でも、パワポでのプレゼンでしたが、何とかこちらの意志はうまく伝わり、逆に先方から色々とアイデアやサポート提案を頂いて、こういうのを、「怪我の功名」っていうのかなぁ・・・なんて。

で、寝ていないのでまあ身体は重く、今日はおとなしく帰ろう と思いきや、悪友はやっぱり離してくれない(笑)

私も、飲むとやっぱりおいしい。
特にこの日は、ミーティングが思っていた以上にうまく進んだので、ピッチが上がった・・・
更に悪友が、またとてもユニークな人物を紹介してくれた・・・

・・・ということで、ようやく今日、セントラルで汗流して、復活 したかな?
というところです。
by hidechan (2011-10-01 19:01) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
・・・その通りですね。
病院は、今の時代はある意味「サービス業」的な思考を取り入れないといけない と思っています。
まだまだ、「先生」と呼ばれることのステータスに酔っているだけの病院も多い。
でも、外から見ただけでは、どんな病院なのか どんな先生に診てもらえるのか が、なかなか分からないのが辛いところです。

「いい先生がいる病院100選」の類の本が結構多いですね。
これも、私が担当したことのあるエリアでは、「・・・?????」というところも結構ある。

そもそも、「いい病院」 「いい先生」 の判断基準をどこに置くか で、その評価は大きく動くと思います。
自分と相性がいい先生 なら、たとえ「抜群に手術がうまい」先生でなくても、「いい先生」だし、最近流行の「ゴットハンド」を持つ先生でも、相性が悪ければ、決して「いい先生」ではない・・・

難しいですね・・・

by hidechan (2011-10-01 19:11) 

e-g-g

血のつながり、あるいは付きあいの深さと時間の長短、
そういったことだけでは説明のつかない人との繋がりがありますね。
どこでどうやって人は人に出会うのか?
人の縁というのは、本当に不思議なものです。
でも、それが人間社会を形づくっているのですね、
人はやはり人がいないと生きていけません。
by e-g-g (2011-10-07 16:42) 

hidechan

e-g-gさん、ありがとうございます。

>人はやはり人がいないと生きていけません

おっしゃるとおりです。
今回は、改めてそう思いました。
だいぶ前ですが、私自身も、苦しんだ頃がありましたので とてもよく分かります。
私はむしろ、こんな若蔵(・・・じゃないんですね!! もう半世紀以上生きてきましたから!!)でも、人生の大先輩の役に立てることがあるんだなあ って、気づかされました。
私もSさんとお話ししていると時間を忘れるほど楽しいし、Sさんもそう思ってくださっているのなら、こんな事で、Sさんが少しでも気が紛れるのなら、全然苦にならない そう思っています。

昨日の夕方 Sさんから携帯に連絡が入って、「いつも同じで申し訳ないんだけど・・・ ミョウガが またたくさん取れたから、あした(今日です)セントラル終わったら、また来て」って。

私はミョウガが大好物 というのはよくご存じです。

さっき帰宅しましたが、まあたくさん頂いてきました。
表情もだいぶ明るくなってきた様子・・・
今日はお孫さんの運動会で大変だった・・・
海の話しもたくさんさせていただいて、最近のセントラルの様子も色々お話しして・・・
ワンコのサリーは、相変わらず私のところに妙にスリスリで・・・

少しずつ、気持ちの整理が始まってきているんだなぁ って、お話ししながら思いました。
by hidechan (2011-10-08 19:48) 

hidechan

yangt3さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-10-08 19:48) 

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