東芝 FlashAir SDHC メモリカードを PEN3 に挿した。

スマホ搭載カメラの性能がとても良くなってきている。

普通にWeb 上で見るだけなら、わざわざデジカメで撮影し、パソコンに取り込み、画質・サイズ調整して・・・っていう手間を考えると、既にカメラの居場所が無くなってきそうな勢いだ。
家電量販店に行くと、今まではデジカメのメモリカード用の「プリントマシン」が並んでいるところに、なんと、「スマホ用プリントマシン」を見かけるようになってきている。
マイクロSDカード容量もどんどん大きくなり、クラウドサービスも増えてきているから、スマホ画像をストレージする場所も不便がない。

が、やっぱりカメラで撮りたい　という場面は多い。
なんだかんだ言ったって、やっぱりカメラの画像は違う。

で、私も今まで、デジカメで撮った画像はPCで保存して、SNSやブログで使いたいときは、画質調整して掲載していた。

最近、SDカードから直接「あちこちにデータを飛ばす機能」を持ったメモリカードが気になっていた。

Eye-Fi mobi、PQI Air、FlashAir、・・・

どれも、
普通のSDHCカード + データを飛ばす機能
を持った、特殊なカードだ。

で、時間があるときはいろいろと調べたりお店で聞いたりして、今回、東芝製  FlashAir を買った。

東芝純正。　Made in Japan ！！
SDHCカード自体のスペックは、Class 10 で　容量16GB。
十分な機能だ。

これでどんなに便利になるのか・・・

テストしてみた！！

 

 

最終的に、どっちが便利なのか迷ったのは、
FlashAir と　Eye-Fi mobi だ。

値段もほとんど差がない。

最大の違いは、
Eye-Fi mobi が、装填されたデジカメの画像データを全てスマホ側に転送する
のに対し、
FlashAir は、スマホからデジカメに装填されたカードの中を見て、必要な画像データをチョイスして転送できること　
だ。

Eye-Fi mobi は、設定したスマホとの通信が確立した時点で、一気に画像転送を始めるらしい。
転送開始　の操作はない。
FlashAir は、通信が確立しても、スマホ側から画像を選択しないと　転送されない。

私の場合は、デジカメで撮った画像を全てスマホに転送する必要はないので、
結果的にFlashAir を選択した。

箱の中に取説が入っていて、読んで改めてよく分かった。
正式名称は、
【無線LAN搭載SDHCメモリカード】　なるほど・・・　

SDHCカード自体が無線LANのアクセスポイントになっている　ということのようだ。
だから、カード自体に　SSID と パスワード　の設定をして、スマホに専用のアプリを入れてあげると、
スマホがこのカードのSSIDを探しに行って、通信が確立する　という仕組みだ。

初期設定をしてみた。
デジカメにこのFlashAirを入れて、カメラの電源をオン。
そうすると、カードに搭載されている無線LAN機能が自動起動。

で、スマホには、東芝の専用ページからアプリをダウンロード。
こんなアイコンが置かれる。

アイコンをたたくと、初期設定の画面が開いて、ここで改めて、好きなSSID名称とパスワードを設定する。
ちょっと検索の時間が合ってから、すぐに通信が確立して、
もうデジカメに入れているカードの中が見えるようになる。

スマホからデジカメ内のSDカードを見ることが出来る　というのは、なかなか感動的だ。
フォルダ（上のスクリーンショットの「DCIM」）をタップすれば、画像データが見える。

（入れたばかりだから、テストで撮った画像データしか入っていない）

ここで、スマホ側に持ってきたい画像データをタップして、「ダウンロード」をタップすると、
スマホ側に転送される。

 

転送時間も気になるほどではない。
が、一度に数枚チェックを入れて「ダウンロード」をすると、結構時間がかかる。

一度スマホ側に転送されれば、後は　あたかもスマホで撮ったデータのように、普通に活用可能だ。

FlashAir は、通常は上記のように選択した画像を引っ張ってこれるが、「一括転送」の設定もできるようになっている。

デジカメからスマホに転送される画像は、リサイズ等はされないから、デジカメで撮ったそのままのサイズで飛んでくる。
だから、今テストでデジカメからスマホに転送した画像は、かなり大きいままだ。

今まで、デジカメを持っていても、SNSに使いたい写真はわざわざスマホで撮って・・・という作業が必要だったけど、
これからは　デジカメで撮って、ブログやSNSで使いたいと思ったら、スマホからデジカメを覗いて、
使いたい画像を引っ張ってきて・・・ということができるようになる。

 

最近のデジカメは、カメラ自体にWiFi機能を持ったものが多くなってきている。
あまり必要性を感じていなかったけど、やっぱりカメラからこうしてデータを飛ばせると、便利だ。

スマホだけではなく、転送先を設定できるタイプのSDHCカードも出ている。
PC等に直接飛ばすこともできる。

 

実際にテストしてみないと・・・！！

タグ：FlashAir SDHC Eye-Fi mobi 無線LAN搭載SDHCメモリカード 東芝製 SSID スマホ アプリ Class 10

コメント 10

僕もEye-FiとFlashAirで悩んでいます。
もともとは、Eye-Fiぐらいしか無かったのが、
今はドンドン色々なメーカーが参入してきてますからね。
ただ、機能的なことがイマイチピン！と来てなかったのが、
そこし理解出来ました。
僕も今の用途ならFlashAirで十分かな？って感じました。
ただ、カメラマンの友達はEye-Fi使ってるんですよね。
その辺が何故なのか、今度聞いてみようかな。
今後の写真楽しみにしてます！！
by 井上酒店 (2013-11-23 20:19) 

三代目も迷っていましたか…

FlashAir は、記事で書いたように「デジカメの中を覗いて、必要なデータだけを引いてくる」ので、きっとプロカメラマンはその手間が面倒なんじゃないでしょうか…
Eye-Fi は、スマホやタブレットと通信が確立した時点で、何もせずにすべての画像の転送が開始するようです。
どちらも　ムービーも転送できるそうですが、どれくらい時間がかかるか、また試してみます。
by hidechan (2013-11-23 23:36) 

のろさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2013-11-23 23:41) 

おぉ！便利SDご購入しましたね
今、使っているデジカメを買った時に
この通信カードの存在を知りました
その時は確かカメラ側も対応機種かどうかが有ったはず
もちろん対応機種ご購入しましたが
なんとなく買いそびれて存在すら忘れていました
タブレットでの画像取り込みはこちらのほうが良いですね
に。。。しても東芝も参入してたんですね
by 大将 (2013-11-24 07:19) 

・・・大将さんもねらっていましたか！（笑）
オフシーズン　「落とし物」最有力候補（！）かな・・・

そうそう、「対応機種」って書いてあるんですが、私が使っているデジカメは対応機種にはいっていないけど、とりあえずテスト段階では支障なく動いています。
きっと大将さんのように、デジカメも防水仕様、スマホも確か防水ケースに入れて、フィールドで使うんですよね・・・
このカードをデジカメに挿しておけば、カード抜き差しは不要だし、スマホからカード内を見られるので、そのままFB等に上げられますよ！！
ウェアラブルカメラは・・・　SDHCカードが入るのなら、使える・・・のかなぁ・・・
お店のお兄さん、あまりムービーのことは詳しくわからないって言っていたのですが、転送できたとしても、切り取りができないから、時間かかってタイムアウト・・・ってなってしまうかもしれません。

東芝製で、カードの裏にしっかり　Made in Japan って刻印されています。
久し振りに目にするような感じですね！

by hidechan (2013-11-24 12:45) 

misttaさん、ご訪問&niceありがとうございます。
来週はもう、師走に突入ですね・・・　1年、あっという間です。
by hidechan (2013-11-24 13:01) 

R8さん、ご訪問&niceありがとうございます！
by hidechan (2013-11-26 13:23) 

Aちゃんさん、ご訪問＆niceありがとうございます。
by hidechan (2014-01-07 11:21) 

e-g-gさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2014-01-07 11:22) 

ソニックマイヅルさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2014-01-07 11:22)