三重県・奈良県・和歌山県ミッション

ひとつ前の記事で、宮城県へお荷物を運ぶミッションが始まることをお伝えし、それに対して、皆さんの暖かいコメントをいただきました。
ありがとうございました。
とても嬉しかったのです・・・

・・・が（！）、前の記事を書き終えて（朝7時過ぎ）すぐに、行きつけのスタンドの大将にお願いしてあった携行缶を借り、ガソリン18リットルを入れてひでカーゴ号に積み込み、長靴・レインウェア・懐中電灯等の準備もすべて整い、じゃあ、出発するか・・・

というまさにその時に、携帯が鳴る・・・
見たことのない携帯着信番号・・・
しかも、何度も鳴る・・・

何度目かに出ると、聞いたことのある声・・・
しかもなんだか慌てている、急いでいる・・・

昨年12月に、前職の同僚と再会を果たした、あの時のメンバーからの依頼だった。

「・・・hidechanさん、おはようございます。　とても急なお話なんですが、今日、お願いすることはできますか？」
「・・・あれ、Kさん、おはよう。　どうしたの？　なんだか慌ててるねぇ・・・」
「・・・お願いがあるんです。　今日中に、三重・奈良・和歌山に荷物を配送してもらうことはできますか・・・」
「・・・まずいなぁ・・・　実はこれから、被災地の宮城県に入ることになってるんだ・・・　明日の夕方からだったら何とかなるけど・・・」
「・・・そうですか・・・　厳しいですか・・・」
「・・・ちょっと待ってよ。　そしたらこっちで調整するから、別の赤帽にお願いできるかも知れない。　折り返し連絡入れる」
「・・・何とかお願いします・・・」

というやり取りの後、すぐに今回の宮城県ミッションをいただいた師匠に連絡を入れる。

「・・・おはよう。　そろそろ出発だね・・・」
「・・・そうなんですが、実は知り合いの会社から緊急のヘルプが今入って、三重・奈良・和歌山へ配送できないか・・・っていうんですが、お願いできそうな赤帽さんはいますか？」
「そっか・・・　だったら、今回お願いした宮城県ミッションはこっちで調整する。　せっかくhidechanさんのお客さんからの直接依頼だから、そちらを優先して対応してあげた方がいい。　大丈夫だよ」
「・・・でも、私もガソリン等の準備もできているし、震災直後の危険区域はある程度経験した人間の方がいいと思います。　だから予定通り私が入った方がいいと思うんですが・・・」
「大丈夫大丈夫。　何とかするよ。　すぐにお客さんの対応に廻って。」

ということで、急遽、宮城県ミッションは変更となり、三重・奈良・和歌山ミッションに入ることになったのです。

改めて内容を聞くと、これがあまりにもハードなミッションで・・・

 

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タグ：三重県 三重・奈良・和歌山ミッション 宮城県ミッション 宮城県 ガソリン携行缶 東名高速 通行量キャパシティいっぱい 和歌山県 田辺市 北葛城郡 奈良県 津市

29日（火） 宮城県加美郡へ、荷物を運ぶお仕事が入りました。

詳細はまだ不明なのですが、今日の夕方（28日　月曜日）荷物を預かり、翌29日（火）朝、宮城県加美郡へ納品　というミッションが入りました。

東北道を堺にして、東側は甚大な被害を受けた石巻、加美郡は東北道の西側の山間部です。
初めて行く土地ですし、余震にも注意しなければならない。

片道約500キロなので、20リットルの予備タンクにガソリンを積んで出発します。

情報が取れるように、VAOIとモバイルルータを積んでいくことにします。

タグ：宮城県加美郡 納品 東北自動車道 予備タンク VAIO モバイルルータ

被災地ではない病院でも、かなり不便が発生している。

毎週水曜日　午前中は外来があるので、一段落した頃　14時過ぎに病院に連絡を入れました。

私「先生、停電と地震の障害は大丈夫ですか？」
ドクター「ありがとう・・・　とりあえず大きな影響はないんだけど、ガソリンが無い・・・　だから、他のドクターが来られないので、先週からずっと泊まりで、一人で診療を続けているよ・・・」
私「・・・体調は大丈夫ですか？　何かお手伝いできるようなことがあれば遠慮無くご依頼ください」
ドクター「入院患者を見回るときに停電が続いて、トーチの電池が足りないんだ・・・　単一を使うんだけど・・・」
私「・・・（やっぱり、バッテリーが足りないか・・・　神戸の時と同じだ・・・）　うちの周りも、電池は殆ど店頭から無くなってます・・・中途半端な単四だけは、多少見ますけど・・・」
ドクター「単三はどうにか手にはいるから、変換アダプタが手配できれば何とかなるんだけど・・・」
私「明日、探してみます」

ということで、やっぱりバッテリーが不足している・・・
ガソリンのこともあって、うちのすぐ近くでいつも入れているスタンドの大将へ相談に行きました。

スタンドもかなり劣悪な状況らしく、例えばスタンドの工事の軽車両がちょっと止まっているだけで、売るガソリンがないにもかかわらず、すぐに大渋滞になってしまう・・・
タンクローリーが入っただけで、すぐに渋滞ができてしまう
客同士の喧嘩も頻発しているらしい・・・

暗い店の中で大将と話しをしているときも、「現在　在庫ゼロで販売できません」の看板があるにもかかわらず、何台も車が入ってきては、「隠し在庫あるんじゃないの・・・　内緒でわけてよ・・・」というような自分のことしか考えてないようなバカな客が何度も来ていました。

スタンドの大将とは、もうけっこう長い付き合いで、内輪のことも色々と教えてもらったりしているのですが、今回はさすがに色々と厳しい状況のようです。

バッテリー、夜間用の照明　明日はホームセンターやキャンプ用品店等を当たって、なんとか手配して病院に届けたいと考えています。

福島原発、思っていたとおり、連鎖的に4台が壊滅的な状態になってしまいました。

点検停止中（？）の5号、6号炉も、燃料棒の温度が上昇しているとのこと・・・

目の前には海があって水には事欠かない環境なのに、冷却用の注水に四苦八苦している・・・

なんだか、矛盾　というかなんというか、やっぱり原発のことはよくわからない
特に今回のような危機的状況　になると、最先端の監視技術があるだろうに、NHKの遠方の画像で煙が上がっていることをはじめて認識したり、一度火災が発生して、それが「自然鎮火」したから大丈夫だろう・・・とか・・・

自分の施設内の監視システムはどうなっているのか！

東電の現地の人間と東京の東電本社の間の情報伝達、経産省の原発○×委（名前忘れました）、さらに内閣官房名で設置された対策委員　の間の情報共有　相変わらず全くできていない。

さらに、それぞれの組織が事象の見解をバラバラにしていて、その内容も差異が有りニュアンスも異なる・・・

これじゃあ、日本の原発に国民が不信感を持ってしまうのは当然。

炉心のメルトダウンも時間の問題　らしいです。

チェルノブイリやJCOの場合は、臨界に達した最悪の事態でしたが、今回の一連の事故も、それにかなり近い状況になりつつあるような気がします。

震災で被災された方々も雪が降り出して、非常に厳しい状況に置かれている。

この世界的に見ても未曾有の大災害+原発事故　

どう対応して収束させることができるか・・・

全世界が見守っています。

タグ：医療機関 災害対策 バッテリー不足 ガソリン不足 原発事故 メルトダウン 燃料棒露出 水 計画停電

山形→愛媛ミッション 写真日記 ②

宇和島の街で、おいしい地場の食材を堪能しつつも、ビール一杯と焼酎ロック一杯で睡魔に負け、後ろ髪を引かれつつも早々にホテルに戻り爆睡12時間！！

翌朝7時過ぎにスッキリと目覚め（！）、朝食バイキングへ・・・
ここでも　じゃこ天を見つけ（！）、朝からじゃこ天をはじめ、和食構成でご飯3杯！！
おいしかった・・・

で、今回のミッション最後の納品　11時には無事完了。
完了報告を入れ、あとは戻るのみ・・・

納品場所のすぐ裏手が宇和島城・・・
まずはここに上がって、宇和島の街を眺める・・・

梅が咲いていました・・・

200円を払って天守閣へ上がり、街を一望・・・

天気はいいが、 やっぱり寒い・・・

 

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タグ：宇和島城 宇和島港 田中蒲鉾本店 きさいや広場 道の駅 獲れたての魚 揚げたてじゃこ天

山形→愛媛ミッション 写真日記 ①

今回の「1泊5日」のミッションで、帰路　唯一嫌な（怖い）思いをしたことは、ひとつ前の記事に書かせていただきました。

ようやく写真整理ができたので、この記事では「お気楽に（！）」道中の様子をお伝えします。

まずは3月1日夜中　自宅を出発。
関越から北陸自動車道を経て、そのままR7を走行。
R7がぐっと日本海よりに出たあたり（府屋）で一休み・・・2日朝7時頃です。

天気も良くて、海もそれほど荒れてはいなかった・・・

鶴岡市に到着。
2件分の荷物を積み込み、お昼過ぎ、ここからミッションスタートです。
庄内平野は雪で真っ白です・・・

 

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先日走った、夜中の東名のこと。

今回のミッション完了後の道中の様子・・・　は、この記事のあとに、ゆっくりと書かせていただくつもりです。

 

それよりも帰路、高知県　四万十町から四国を抜け、山陽自動車道、名神、新名神、伊勢湾岸を経て、豊田で東名上りに合流したのですが、このあたりから、未だかつて経験したことのない様な、東名上りの「異常な」状況に巻き込まれ、怖い　というよりも、「恐怖」をずっと味わってきたので、そのことをまず報告させていただきます。

 

深夜の東名、横浜から名古屋、大阪、加古川へは、自家用車でも、今使っている軽貨物（ひでカーゴ号）でも、上りも下りも幾度となく走ってきています。

でも、今回のように、私は　「異常で、とても危険な状況」 と思える中を走るのは初めてでした。

 

まず、私が今回　走った行程（帰路）を、簡単にまとめます。

 

• 3月4日（金）　23時頃に、伊勢湾岸から東名　豊田JC　で東名上りに合流
• 車の量はかなり多かった。
• 深夜の長距離大型トラックはもちろん、一般の「白ナンバー」の乗用車・軽車両もかなり多かった。
• 金曜日の夜中、そろそろ日付が変わる時間帯。
• 日付が変わり、土曜になれば「休日割引（どれだけ走っても、上限がほぼ1,000円）になるので、この時間帯を走る車が多いのは十分理解できる。

 

こんな時間帯で、日付をまたげば休日割引になるので、皆それを狙っているのはわかりますし、実際、私もそれを狙ってこの時間帯を選びました。
（何しろ、高知県四万十町から、瀬戸大橋を渡り（瀬戸中央自動車道は別料金です）倉敷（山陽自動車道）に出て、あとは前述のコースを走って、走行距離約950キロ、高速代　定価16080円　が、休日深夜割引が適用されると、なんと2,680+1650円也。）

 

で、いよいよ土曜日になった（午前0時を廻った・・・）。

 

しばらく2車線が続くわけですが、走行車線の巡航速度があまりにも遅い。（下手すると60キロを下回る・・・一般道路と変わらない）

追い越し車線に入ろうとしても、これがひどい状態！！

大陸横断鉄道の、何十台も貨物を連ねて走る列車がありますよね・・・

こんな状態です・・・

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タグ：東名高速 休日割引 多重事故 モラル低下 死角 大型トラック 走行車線 追い越し車線 登坂車線

無事、帰宅しました。

本日（3月5日）3時50分　無事帰宅。
久しぶりの「午前様（！？）」ですが、事故もなく、ひでカーゴ号も私も、ちょっと疲れましたが、トラブルもなく無事、帰ってきました。

シャワーを浴びて、今、朝から誠に申し訳ないのですが、ゆっくりとビールを飲みながら、とりあえずは「ミッション　コンプリート」のご報告です。

ご声援、ありがとうございました。

1日の夜中に出発し今帰宅するまでの、結果的に今回のミッションの総走行距離は、2,770キロ・・・

ひでカーゴ号、本当によく頑張ってくれました。

解氷剤と、北陸自動車道を走っているときの波しぶき（これはぶったまげました！！　風が強く、日本海をずっと右手に見ながら走行していたのですが、波が「バサーーッ！！！！！！！！」と、走行中の車まで容赦なく襲ってきました）で、もうザラザラのベタベタ・・・
荷室のスライドドアも塩でギシギシ・・・
豪雪地域や海風が強い地域でのお仕事、車がすぐ傷むのも、本当に実感。

で、山形の鶴岡市を起点に、果たしてどこまで走ったのか・・・

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タグ：赤帽 北陸自動車道 愛媛県 瀬戸中央自動車道 瀬戸大橋 高知県 四万十川 カヌー

今回のミッションは・・・

今回の1泊5日のミッション、不安材料が2点あって、出発直前まで、結構気が抜けない日が続きました。

一つは、未だかつて一度のミッションでは走行したことのない様な長距離であること
それに伴い、ここに来てひでカーゴ号の体調がかなり悪く、この長距離ミッションに果たして耐えることができるのか

今のところは、ひでカーゴ号も何とかがんばってくれていて、今日がいよいよ最終日。
昨晩は3日目にしてようやくビジネスホテルに倒れ込むようにチェックイン・・・
朝食バイキングをおいしくいただいて、出発前、部屋でこのブログを書いているところです。

せっかく食べ物と酒がおいしいところなので、どうしても食べたい飲みたい　と思い、昨晩はホテルのスタッフお勧めのお店へ18時頃から繰り出す・・・
おいしいおいしい・・・
とにかくずっと高速SAのそばや定食（これはこれでおいしいのですが）で、仮眠だけ・・・

ビールを飲んだとたん回り始め、地場のおいしい食材を頂きながら焼酎を・・・　
おいしかったのですが、さすがに睡魔と疲労には勝てず、早々にホテルに戻り、12時間爆睡

さて、今回のミッションは・・・

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タグ：山形県 鶴岡市 北陸自動車道 積雪 吹雪

3月1日から5日まで、お仕事で長旅に出ます・・・

色々と記事に載せたいことがあるのですが・・・

3月1日から5日（土）まで、お仕事で長旅に出ます。
ひでカーゴ号とずっと一緒です。

1泊5日・・・かな。

VAIOも一緒に行きますが、多分途中で記事をアップする元気はないと思うので
無事　帰宅できたら（！）、少しずつ書くつもりです。

それでは、皆さん、無事を祈っていてください（！）

朋友との再会 謝罪・感謝・感涙 とてもおいしいビール

（また、長くまとまりのない記事になりそうです・・・）

事の始まりは、ひと月ほど前・・・
お仕事中に、私の携帯に見たことのない「03（都内）」始まりの着信が入るようになった・・・
決まってタイミングが悪く、積み込み中だったり検品中だったり・・・

何度かそんなことがあり、ずっと気になり、帰宅してからネットの104とかイエローページで調べるも、該当無し・・・
で、ようやくこの着信を受けることになった・・・

「はい、hidechanですが・・・　何度かご連絡いただいていて、すみません・・・」
「ご無沙汰してます。　Oです・・・」
「・・・（声は聞き覚えがあるが・・・　自分の海馬の中の過去データ検索に時間がかかる・・・）・・・」
「○×（所在地）でご一緒だった　Oです・・・」
「えっ～！！　」

・・・ということで、なんと、前職でとてもお世話になったOさんが、赤帽のお仕事の依頼をしてくれたのでした。

打ち合わせのメールのやり取りで、このOさんも私とほぼ同時期に前の会社を辞め、今は全く別の会社でお仕事をしている。
今回は、今の会社の展示会で、丁度　軽一台分程度の器材でもあり、うれしいことに私のことを覚えていてくれて、依頼をいただいた。
色々とお話を聞くと、この、彼が今籍を置いている会社は、私の自宅のすぐ近くでもたくさん稼働していて、きっと全国の皆さんの近くでもお世話になっている　かもしれない、実はとても身近なお仕事（？）をされている大手IT企業なのです。

携帯やメールで何度か連絡を取るも、何しろもう4年強、お会いしていない。

当日、Oさんの会社へ展示機器を積みに向かう。

再会・・・
胸が熱くなる・・・
とてもうれしい・・・
Oさんも変わらない。

お仕事は問題もなくスムーズに完了。

赤帽を始めてからは、一仕事終わるとすぐに戻る　のが普通で、でもこの日は、お仕事が終わった後に、とてもうれしく、豊かな気持ちで二人でコーヒーをいただきながら、色々な話に花が咲く。
車じゃなかったら、このまま一杯行きますか　となるのが当然の流れだったのですが、それができないのが残念。

是非年内に、一度は飲もうね　と約束し、この日は任務完了　となりました。

そして実は一昨日（9日　木曜日）、このOさんからお誘いをいただき、何年ぶりかで酒宴を囲むことになりました・・・

しかも、「サプライズ」を用意している・・・と・・・　

 

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