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裁判員裁判が始まりました。 [日記・雑感]

いよいよ昨日から、裁判員が加わっての裁判が始まりました。

そして2日目の今日の法廷で、裁判員からの質問が出されたそうです。

これまでの、「プロ」の裁判官とは違った、「市民の視線」からの裁判員の、被害者の長男の方への質問だったようです。

昨日の第1日目では、ディスプレイに表示された被害者の現場写真や、殺害を分析したCGの表示に対して、目を伏せた裁判員の方もいらっしゃったようです。

NHKのニュースでも見たのですが、途中、10分~15分の退廷、打ち合わせの時間が、 何度か有ったようです。
どんな話しをしているのでしょうか・・・非常に興味があります。

「開かれた裁判」を目指した裁判員制度だったにも関わらず、途中退廷で、裁判官と裁判員の打ち合わせ は、どうも密室での打ち合わせの印象が強く、裁判員が参加しての裁判なのに、どうなのかなぁ と思ってしまいました。


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大将

はじまってしまったものはもう良いですが
元々大将は反対派です
何でも海外で行われている物が良いという風潮にはついてはいけません
日本には日本の独自の良い文化があり
その中ではぐくまれた物も多くあると思います
そんな中、米国はどうだったとかと言う話をする
しかもマスメディアでの国民に向けての物でのそんな話、、
正直うんざりです
米国はこうだけど、日本はここが優れていると言う話にならないのかなぁ
そして米国のここは優れているから猿真似しようでは無く
日本式にはどこを改善すれば良いのかと言う
そんな遠回りをしても良いかなぁ…そんな風に思います
by 大将 (2009-08-04 23:26) 

のろ

裁判員と裁判官の密談は、やっぱりあまりいい印象ではないですね。打ち合わせなどしないも、どんどん質問すればいいのに、と思っちゃいました。
by のろ (2009-08-05 06:44) 

ソニックマイヅル

どんな話しをしているのでしょうか・・・

>>ここが少し問題と報道されていましたよね。^^;
   


by ソニックマイヅル (2009-08-05 13:23) 

きゅんぱち

フタを開けてみれば、とんだ馬鹿踊りだったというところでしょうな。
なんてったって、司法関係者の上から目線がもうどうしようもないでしょう。

<尋問区切り「評議」…裁判員の発言促す工夫か>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090805-OYT1T00017.htm

だいたい、打ち合わせをしなきゃならないようなレベルの人間に、
たとえ犯罪者とはいえ人の生き死にを決めさせていいのかな、
という素朴な疑問がわいてきますよねぇ。
ところが、結論を出せないような人間を集めることそのものが問題ではないかという論議はそこにはないわけですよ。
メディアの報じ方もそこのあたりの本質的な追求がないからダメですな。
なぜそういう本質を追究できないかっていうと、この国では国民の能力の「格差」についていうのがタブーだからなんですよね。

ま、ともあれ最初の裁判で裁判員はなかなか死刑を出しにくいだろうとおもいますよ。
そこはやはり、世間の目を考えて寛容に流れるだろうと願いたいわけですよ。
誰だって「いい人」でありたいもんね(大苦笑)。
裁判員制度は矛盾に満ちているというほかはないでしょうな。
by きゅんぱち (2009-08-05 20:39) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。
私は正直なところ、これまでずっと密室で、プロの裁判官が判定を下してきた日本の裁判制度に「馴染む」のには時間がかかるだろうけれど、市民目線が加わることは、いい事じゃないのかな と思ってきました。

それが、今回の裁判員裁判の経過をニュースで見聞きする限り、大将さんがおっしゃるとおり、諸外国の現行制度をそのまま日本に取り入れるのはかなり無理があるな と感じました。

明日には判決が下される。
被告を弁護するつもりは全くありませんが、ただ、結果的に今回のようにとても不安定な状態での判決は、これはあってはならないことではないのかな というのが実感です。
by hidechan (2009-08-05 21:13) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
そうなんですね。 
公の場で裁判員にアドバイスするのなら、まだ「透明性」が維持できると思うのですが、その度に退廷して・・・では、かえって誤解を招きます。
「密室で」プロのアドバイス(指図?)を受け、裁判員の意思が曲げられてしまうのではないか・・・ 結局、プロのいいなりになってしまうのではないか・・・ そんな印象を受けてしまいました。
by hidechan (2009-08-05 21:18) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
その通りですね。
プロの威圧・マインドコントロールを、「裏の密室」で受けてはいないのか・・・ それがとても気になるところです。 
by hidechan (2009-08-05 21:21) 

hidechan

きゅんぱちさん、ありがとうございます。

>なんてったって、司法関係者の上から目線がもうどうしようもないでしょう。
どうしても、こうなってしまうんでしょうね・・・ いやですね。

>だいたい、打ち合わせをしなきゃならないようなレベルの人間に、
たとえ犯罪者とはいえ人の生き死にを決めさせていいのかな、
という素朴な疑問がわいてきますよねぇ。

う~ん、おっしゃるとおりで、これは今回改めて私も実感したところです。

>結論を出せないような人間を集めることそのものが問題ではないかという論議はそこにはないわけですよ。
全く持って同感です。

裁判員制度を見直したのですが、
①毎年秋頃に、各地方裁判所の管内で、「くじ」で選んだ翌年度の裁判員候補者に対して、「候補者に選ばれた」旨の通知をする。
②事件ごとに、これまた、裁判員候補者名簿の中から「くじ」で絞り込みを行う。
③担当裁判の一ヶ月半前までに「呼び出し状」が送付され、「裁判当日!」に選任手続きが行われ、最終的に、約50人の候補者の中から、事件ごとに6人の裁判員が選任され(午前中)、その日の午後からいきなり裁判員として法廷に立つ・・・

結局は、どんな事件にたずさわることになるのか は、「当日」にならないとわからない ということになるのでしょうか・・・
これはかなり無理があります。

>なぜそういう本質を追究できないかっていうと、この国では国民の能力の「格差」についていうのがタブーだからなんですよね。
・・・云われてみれば、まさにその通りです。
しかも、基本的には何でも「くじ」で選ぶ(これ自体は本当なのでしょうか? そこには、作為的なものは本当にないのでしょうか・・・)、もしそれが本当なら、「本当に」どんな人が裁判員になるのか この裁判員に任せて大丈夫なのか という根本的な疑問がわいてきます。

>ま、ともあれ最初の裁判で裁判員はなかなか死刑を出しにくいだろうとおもいますよ。
そこはやはり、世間の目を考えて寛容に流れるだろうと願いたいわけですよ。
誰だって「いい人」でありたいもんね(大苦笑)。

そうですよね!
「死刑」の判決に加担した となると、やはり後々まで「自分の判断は本当に正しかったのか・・・」と、苦しみだけが付いてくる。

>裁判員制度は矛盾に満ちているというほかはないでしょうな。
実際に動き出してみると、確かにその通りだ ということを改めて認識させられました。

by hidechan (2009-08-05 21:49) 

hidechan

竜眼寺 暁さん、はじめまして。
ご訪問&niceありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。
by hidechan (2009-08-05 21:51) 

mistta

「開かれた裁判」といよりも、どうしても「責任の放り投げ」と
受け止めてしまう私は穿った見方をしているのでしょうか?
by mistta (2009-08-05 23:16) 

たかれろ

裁判員制度は必要ないし,当たっても行きたくないです。
法律で半ば強制してしまうのも,いかがなモノかと思います^^;
by たかれろ (2009-08-06 06:40) 

井上酒店

始まりましたね。どうやらやはり体調を崩されたり、残虐なシーンも目にするようなので、かなりの覚悟が必要ですね。後やたらと報道陣が囲んでるんですが、プライバシーは大丈夫なんでしょうかね?なんかそっちが心配です。
by 井上酒店 (2009-08-07 00:04) 

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