今日4月3日 次男 青山学院大学 入学式でした。 [日記・雑感]
なんだかどんよりとした曇り空・・・ しかも寒い・・・
今日は、12時半から、次男 青山学院大学の入学式でした。
その前11時から約1時間、父兄への学部指導ガイダンスがありましたので、かみさんとそちらに出席してきました。
(入学式に出席しない理由は特にはないのですが、もう大学生にもなる息子の入学式に親が出るのもどうかなぁ・・・と、完全な私感です。)
昨晩、新調したスーツ・ワイシャツと、ネクタイの結び方、靴を磨くこと を指南。
彼は、入学式前に諸々の手続きがあるようで、8時にはうちを出ました。
東横線で渋谷へ・・・ 何年ぶりでしょうか。
前職では西麻布に通勤していたので、渋谷からバスで、「青山学院中等部前」の次の停留所で降りていました。
渋谷からぶらぶら歩いて約10分。
すでにすごい人だかり・・・ 新入生・父兄・在校生・・・が入り交じり、何ともにぎやかな様子。
彼が学ぶ、経営学部 経営学科のガイダンスは、9号館の教室でおこなわれましたが、教室のキャパを完全にオーバーする父兄の数で、資料も足りず、急遽、入学式後にも、同内容のガイダンスを行うことになりました。
冒頭、準教授のお話が始まりましたが、まずは聖書の朗読から始まりました。
「何番の何々・・・」という節でしたが、わかりやすく説明していただき、なるほどなぁ・・・と、しばし感心。
主任教授のお話も、非常にわかりやすく、経営学部のポリシー 他大学とはひと味違うマーケティング講義 等々、非常に興味がある内容でした。
(私が今、色々と手探りで本をあれこれ読みながら行っている仕事・・・ これを、系統立ててキチッと教えてもらえる・・・ これは、特に今の私の方が、是非勉強したい内容です。)
そして学部長のお話・・・ とても「地味」な(失礼ですね・・・)印象の学部長でしたが、お話の内容は逆に、非常に「今」を反映したもので、とても参考になりました。
印象に残ったのは、ここ数年、青学の「偏差値」があがってきていることに対して、危惧している とのお話し。
それは、「高偏差値」の学生は、すでにひとつだけの解がでている過去の問題を解くテクニックは長けているが、これからの将来に起こるであろうグレーの部分に対して、どうやって「自分の問題」として気づき、落とし込んで、それに対してどのように答えを導き出すか・・・ という手法は未熟であること。
そこを読めるような学生に育てたい というポリシーでした。
青学の文系って、場所も場所なので、結構(よく言えば)華やかで軽くてキャピキャピして、「青学」っていう「ブランド」を全面にひけらかすイメージ が、正直あったのですが、今日の印象は全く違いました。(完全に私の根拠無しの先入観ですね)
むしろ、理系単科大学(長男が通う武蔵工大(現 東京都市大)や、私が出た芝浦工大)よりも、ある意味、とても地味な印象。
伝統のあるミッション系大学なので、「おとなしい」のかもしれませんね。
それと、教授陣が「高いところから見下げて」お話しをすることはほとんど無く、私たちや学生と「同視線」でお話しができる環境が整っている というのも、とてもいい印象でした。
また、人・もの・カネの関わり、社会との関わり を、細かく指導する ということも当然盛り込まれていました。
今年の経営学部の入学者数 615名、うち経営学科が430名、マーケティング学科が185名 だそうです。
そして、一クラス50人程度でクラス分けをし、さらにゼミ形式(ひとつのゼミは15名程度)で、個人個人にあったきめ細かいプランで講義を受ける体制を整えているそうです。
その後、ぶらぶらと表参道へ向かいました。
はぁ~・・・。
まじめに、今を考えている学校なんですね~。
昔に戻れたら、今度はちゃんと勉強するかな~・・・(^_^;)。
by のろ (2010-04-04 10:12)
素晴らしい学校です。
青学の良さを再認識しました。
by mistta (2010-04-04 18:43)
のろさん、ありがとうございます。
そうですね。
こういうのを、「伝統」というんだろうな・・・と、初めて体験して、少し理解できたような気がしています。
記事にも書かせていただいたのですが、私の方が講義を受けたい気持ちが強いです・・・ 彼が持ってくる教科書を見るのが楽しみです・・・(大学に置きっぱなし・・・ですかね・・・)
by hidechan (2010-04-04 19:44)
misttaさん、ありがとうございます。
私も実感してきました。
どんな学生生活を送るのか、また話を聞くのが楽しみです。
by hidechan (2010-04-04 19:45)
なるほどですねぇ
どんな学校でも企業でも、、、それこそパパママショップでも
そしてサラリーマンでも
正しいポリシーを持ちそれに対してぶれないことがブランドを作るのかも
経営学は経営をする方々はもちろんサラリーマンだって
覚えなくてはいけない事は数々でしょうね
サラリーマンが社長の頭を持つことができる企業は強いと思います
ましてやhidechanさんの立場はまさに経営者
こっそり次男さんの教科書を読んでいたりして(笑)
by 大将 (2010-04-05 18:10)
大将さん、ありがとうございます。
今回ガイダンスに出席して、今でもじわじわと自分の気持ちの中で、「豊かに拡がってきているもの」・・・ これが「伝統」ということなのかなぁ と、初めて気が付いた思いです。 とても気持ちが良いです。
こればかりは、短い時間ではなしえない
前向きな時を地道に重ねることによってのみ自然とできあがる 重み・・・
「伝統」 「ブランド」って、こういうことを言うんだなぁ と、古い建物に囲まれたキャンパスの空気を吸って、初めて「自分の感覚」として理解できました。
しかも、その「伝統」を守りつつ、常に進化している・・・ これは大きなアドバンテージがあります。
きっと、大将さんの「ボーボ」や「三つ星」も、乗った者しかわからない、こんな「伝統」を「五感」で伝えてくれるんでしょうね。
外観のデザインを見ているだけではわからない部分 そんなことを感じました。
>こっそり次男さんの教科書を読んでいたりして(笑)
学生時代の講義って、その時は必死になって試験のためだけに覚えるだけで、「こんなこと、なんの役にも立たない・・・」なんてスパッと忘れてしまいますが(最近の学生は違うのかなぁ・・・?)、何十年か経って、ようやくその意味と必要性・重要性がわかるときがあります。
今の私はまさにそんな状態。
彼の教科書、私が一番楽しみにしているのかもしれません!!
by hidechan (2010-04-05 18:51)
ご入学おめでとうございました。
僕は大学って全然行った事がないので、ちょっとだけ垣間見れて、キャンパスライフを疑似体験させて貰いました。
これからが大変だと思いますが、社会人になるまでの4年間を充実した4年間にして貰いたいですね。頑張って下さいね!!
by 井上酒店 (2010-04-08 23:38)
匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
by マルベリー 店舗 (2013-06-29 14:28)