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「国際モダンホスピタルショー2010」 に行ってきました。 [勉強・研究]

先々週、ここ数年お目にかかっていないDMがポストに・・・

モダンホスピタルショー招待状

 

「なんで今更・・・」と思いつつも、「何とも絶妙のタイミングだなぁ・・・」と内心 非常に喜ぶ自分がいました。

 

国際モダンホスピタルショー2010」 

これは毎年一回開催されている医療関連の総合的な展示会で、主催は (社)日本病院会。

医療機器メーカーや環境設備、ナース関連、健診、介護、施設運営サポートから医療情報システムソリューション等々、「幕の内弁当」的な展示会です。

診療科を絞らないかわりに、とりあえずこの展示会に行けば、今の医療業界の動向がつかめる(?)・・・
今の私のように、もう業界を離れて何年も経った「古い」人間にとっては、「一度で広範囲の情報を取得できる、とても有意義な展示会」です。

で、DMの裏を見ると、なんと、このブログでも、何度か書かせていただいている大昔からの親友の名が・・・
「・・・しかし、彼は医療業界でお仕事はしていなかったはず・・・ 」と、早速メールを。

聞けば、彼も苦労人で、今の会社が昨年から医療業界に展開を始めたと・・・
で、きっと、私のブログを時々のぞきに来てくれていたんだろう・・・
「・・・あいつ、またなにやら元の業界でゴソゴソ動き出したか・・・」と・・・

前も確か、私が悶々としているときに、「・・・何もできないけど、一緒に話を聞いて酒を飲むことくらいはできる・・・連絡を・・・」って。
その時も書いた記憶がありますが、「こんな時、親友のありがたみが痛いほどわかる・・・

今回も、得も言われぬ絶妙のタイミング・・・
病院のお仕事がちょっとスピード停滞しているのを察知するかのように、モダンホスピの招待状を送ってくれた。

で、早速 昨日(15日)、東京ビッグサイトへ向かいました。

モダンホスピタルショーガイド

 

招待状で登録をするとき、「業種」をつけるところがあります。
「出展社」「医療従事者」「福祉施設等」「建築・施工関係」「医療機器メーカー」「ディーラー」「官公庁」「その他」・・・

他の業界の展示会もきっと同じようなシステムだと思うのですが、この「業種」によって、首から提げるネームタグの「色」と「表記」が違います。

で、展示する側は、誰だかわかんないけど、色が「青」なら「医療従事者」だから積極的に「呼び込み」資料配付・・・
「赤」なら、同業者だから、おもむろにブースの前に立ちはだかる・・・

な~んてことに活用するわけです。
で、今回は、どうしようかなぁ・・・と。

医療関係の展示会に「招待」されるのは思えば初めて・・・
病院のお仕事のお手伝いもしているし、まさにちょっと情報を集めようとしていたときでもあったので、
「今回は、医療従事者 で登録だ!」

で、上の写真のように、「病院・クリニック・その他」の、「一番の標的」のネームタグを下げ、いざ会場へ・・・

・・・まあ、次から次へと呼び込みが・・・

夜の六本木を闊歩しているような気分・・・(!?)

送ってもらった資料である程度絞り込んでいたし、また、前職の会社もブース出展しているので、できるだけそこには近づかないように、かなり効率よく情報収集することができました。

会場内は、基本的に撮影御法度 なので、様子をお伝えできないのが残念です。

2時間くらい、説明を聞きながら、あるいはデモ画面を見ながら、かなり中身の濃い情報が得られました。
そして、親友の携帯に連絡。

彼の会社のブースからちょっと離れたところで待っていると、ああ、懐かしい顔が来た来た・・・

彼も気が付いた・・・
端で見てたら気持ち悪いが、双方笑顔で近づき、とりあえず握手。
彼の会社の説明もしっかり聞く。
これも、うまく提案できれば、効率アップになりそう・・・

色々とプランが浮かんできました。
久々に前頭前野が活発に動き出している気分・・・

で、今回、同じ東京ビッグサイトの中の別ホールで、「ワイヤレスジャパン2010/第一回 無線技術応用産業展」という展示会も開催されている。
彼の仕事は、この分野も関連があるのですでにひとまわりしてきた と。

せっかくだから、私も覗いてきました。
・・・こりゃすごい!
平たく云うと、「携帯やスマートフォンの新たな活用、モバイルコンテンツ、産学連携の新たなセンサー技術応用・・・」(全然平たくないか・・・ )

どれもこれもおもしろいおもしろい。
スマートフォンって、こんな利用法があるんだ・・・ 

って、こちらの展示会は、ついていくのがやっと というか、ついて行けなかった というか・・・
刺激にはなりました。

で、16時過ぎ、再度 親友と合流し、横浜まで出て、彼の行きつけの店で久しぶりにとても楽しい、うまい酒を飲んで帰りました。

とにかく蒸し暑かったので、席に着くなり 生中ジョッキを立て続けに2杯・・・
それから、芋焼酎ボトルを、二人で空けてしまいました。

楽しかったなぁ・・・
親友って、いいなぁ・・・

で、かき集めた資料と名刺を整理して、さっき、ドクター宛に送付してきたところです。


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mistta

今晩は。こういう催し物何度か行ったことが有りますが、時間が経つのを
忘れます。
良いひと時になったようで良かったですね。
by mistta (2010-07-16 21:52) 

のろ

親友っていいですね。
展示会も、色々刺激を受けられたみたいでよかったです。
まだ、バブルの影が残っていた新人時代、情報処理関係の展示会ですが、色々行かせてもらってました。今はとんとその機会もなく・・・。
by のろ (2010-07-16 22:13) 

hidechan

misttaさん、こんばんは。
今の私のように、ある業界をしばらく離れていて、でもまたそこでちょっとお仕事をしなければならなくなった・・・ という人間にとっては、幅広く現状把握ができる展示会なので、絶好のチャンス といえます。
さらに、そんな「絶好のチャンス」を「絶妙のタイミング」で与えてくれる「親友」の存在  本当にありがたい 言葉では言い表せないような感謝の気持ちでいっぱいです。
時間が経つのを忘れました。
かなり貪欲で横柄な(?)、「医療従事者」の私がいました(笑)。
by hidechan (2010-07-17 01:54) 

hidechan

のろさん、こんばんは。
「親友」って、本当に何にも代え難い存在です。
中学校の時からの付き合いなので、35年強・・・
また、その彼が、当時のことをよく覚えている・・・
当時の日常のほんの細かいことまで、本当によく覚えている・・・
彼のそんな話を聞くだけで、タイムスリップして、楽しくてしょうがない・・・

で、やっぱり、キーマンは、中学校の時の担任の先生・・・
私たちの場合は、中学校自体も新設で若々しくて、「伝統」は自分たちで築きあげていく・・・(なんて、当時は全く考えもしませんでしたが・・・)
彼の情報収集能力のお陰で、当時の中学校の「熱血担任」(日体大を卒業したばかりの新米教師でした・・・)は、今では都内のある中学校の校長先生をしている・・・と。

相変わらず、「IT」のすばらしさの恩恵を受ける毎日です。

久しぶりの展示会・・・ 色々と「かなり強烈な(!)」刺激を受けてきました。

今後に生かせれば幸いです。
by hidechan (2010-07-17 02:05) 

ソニックマイヅル

是非私も見に行ってみたいです。
スマートフォンはまだまだ使いこなせておりません。
ビックサイトではアサヒのブースで働いたことがあります。
すごく広い会場ですよね。^^;
by ソニックマイヅル (2010-07-17 08:49) 

大将

親友って本当に不思議な縁ですよね
普段はなんともしょうがないなぁ。。。などと言うようなやつであっても
不思議とタイミング良く連絡があったりバッタリ会ったり
しかも絶妙のタイミングだったりしてね
そんな親友が持ってくる話に悪い話があるわけもなく
良い刺激になるのはやはり親友だからでしょうね

by 大将 (2010-07-17 17:36) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、ありがとうございます。
医療系のモダンホスピタルは、まあ、まだなんとかついて行けるかなぁ・・・といった印象でした。

とにかくインパクトがあったのは、「ついでに行った(!)」「ワイヤレスジャパン2010」・・・
これは正直なところ、「できあがった製品が云々・・・」という展示会ではなく、「こんな端末とモバイルコンテンツがあるから、こんなことに使えないか・・・」っていう、本当に未知の領域への飽くなき挑戦・・・っている印象でした。

センサー技術の進歩にも、圧倒されました。
あんなセンサーがふんだんに使われているスマートフォン・・・ 可能性は無限・・・っていう印象です。
それと、「3D」「バーチャルリアリティ・・・」 ドコモのブースは長蛇の列で、「3D」の体験コーナーでした。
・・・私は横目で見ながら、「実は見てみたい・・・」

>ビックサイトではアサヒのブースで働いたことがあります
そうそう、以前のコメントでも、この話題をお聴きしました。
今回はとりあえずは横浜まで「我慢」しましたが、展示会場で飲んでしまうと、後の「撤収作業」に支障を来すので(!)、なかなか、展示会場で「一杯」って云うのはあまり経験がありません・・・

by hidechan (2010-07-18 00:19) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。

>親友って本当に不思議な縁ですよね
これはまたまた実感!

本当に、「絶妙のタイミング」で、突然連絡を取ることになる・・・
しかも、これがまた、うまい具合に回り出す・・・

今回の悪友(!)の彼は、ちょっとずつ医療業界にお仕事が増えてきているようでした。
いわゆる「医療業界」の「半ば常識的な視線」ではないので、かなりインパクトがあった。
ちょっと、今後の展開が楽しみでもあります。

親友(=悪友?)との飲み 本当に楽しい。
時間を忘れます。
大昔のちょっとした話題で盛り上がり、担任の先生の話題で盛り上がり、あいつが今はどうしている あのアホが、実は出世している・・・ 
この親友がまた、昔の中学校時代の普段の生活の、些細なことを本当によく覚えている・・・ それがとにかく楽しい。

・・・こうやって、お仕事を離れて楽しい酒を飲める・・・ 幸せの極致です。
しかも今回、ひょっとするとお仕事もうまく廻るかもしれない状況になってきました。
持つべき者は、親友 ですね。

by hidechan (2010-07-18 00:29) 

大将

普段はアルコールは飲まない、、、と言うか
正直酒の席は苦痛と感じる大将
それが親友!と言うよりもやはりhidechanさんの言うとおりに
悪友!と酌み交わす酒の味はなんとも甘味なものになるから
これまた不思議ですねぇ
by 大将 (2010-07-18 07:13) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。
そうですね。
「酒の席」って構えてしまうと、私も苦手です・・・
サラリーマンの時は、「とてもまずい酒」を幾度となく飲まされました・・・

でも、今回、なんていうのかなぁ・・・ 完全に無防備になれる というか、「素」になれる というか、何十年も経って、それぞれ全く違う人生を歩んできているのに、イヤな経験を隠す必要もないし、うれしかったことは共有できるし、当然 かみさんよりもずっとずっと長い付き合いだから、お互いの成長過程も知り尽くしているわけで、「頭から油断できる」 数少ない親友(=悪友)のひとりです。

悪友って、「字面」が悪いから良いイメージではないですが、悪友って呼べる友人がいてくれること、私は本当に幸せだと思います。

広辞苑で「悪友」を引くと、「わるい友だち。 親しみをこめて反語的に、親友や遊び仲間のこともいう。」 って。
親友よりも親しい旧友は、「悪友」って呼んでも良いみたいです。

彼と酌み交わす酒、久しぶりにとてもうまかったです。
彼に感謝です。
by hidechan (2010-07-18 19:24) 

たかれろ

運命が、少しづつ動き出しているかのようですね^^
医療系のお仕事が増えそうですね。
by たかれろ (2010-07-24 10:41) 

hidechan

たかれろさん、ありがとうございます。
・・・どうなんでしょうか・・・
やっぱり、病院関係のお仕事が好きな自分に、改めて気が付きました・・・
by hidechan (2010-07-25 22:50) 

hidechan

Azumino_Kakuさん、ご訪問&niceありがとうございます。
この歳になっての勉強、かなり苦労しますが、でも常に頭を活性化していると思えば、なんとかついて行ける・・・のかなぁ・・・
by hidechan (2010-07-25 22:52) 

井上酒店

お疲れ様でした。これですね!例の展示会と言うのは。でも僕からすれば、医療関係の展示会と聞くだけで、敷居が高い気がしますね。でもこういう場で得た情報が、人の生き死にに役立てて貰えると患者の立場からすればありがたいですね。金儲けも大事なんですが、医者と言う職業はそれ以外にもっと大切な物を扱い、得れる職業だと思うので、そのお役に立てる立場のhidechanさんは素晴らしいと思いますね。今後も頑張って下さいね!
by 井上酒店 (2010-08-01 00:24) 

hidechan

井上酒店さん、おはようございます。
本当に毎日暑い日が続きます・・・

>でも僕からすれば、医療関係の展示会と聞くだけで、敷居が高い気がしますね
・・・逆に私は、いつも井上酒店さんが蔵元さんや代理店さんの「試飲会」へ通い、蔵元さんの気持ちをくみ取りながら「心のこもったお酒」を試飲し、きっと本当に酔ってしまうこともあるだろうに、それでもキチッとどんなお酒だったか をレポートされている姿 大変だなぁ と思うのと同時に、本当に「お酒」が好きだから、その気持ちを伝えたい っていう強い意志を感じますよ。

井上酒店さんは、いつも良い刺激をもらっている大切な一人です。

金儲けも大事・・・ もちろんですね。
今の世の中、ドクターだけでは患者の治療ができません。
良い薬、いい医療機器、いい医療環境、そしてそれを使いこなすだけの力量のあるドクターがいないと、どう転んでも治療はできない。

そんな連鎖の中で、ほんのちょっとでも役に立てることがあるなら、やっぱり私はそこでお手伝いをしたいかなぁ・・・ って、また思い始めています。
by hidechan (2010-08-01 09:13) 

hidechan

なでしこさん、ご訪問ありがとうございます。

・・・実は私、元々は大学卒業してからずっと、医療業界でお仕事をさせていただいていました。
もちろん、ドクターや、病院関係者ではありません。
病院で使う「医用電子機器」のメーカーの営業のお仕事をしていました。

「営業」といっても、私の場合は、大学病院やナショナルセンターに朝から晩まで入りっぱなしで、基礎系の動物実験やオペの立ち合い、検査のお手伝い等々をさせていただいていました。

by hidechan (2011-02-19 21:24) 

なでしこ

hidechanさん、こんばんは。
またまた古い記事にて失礼を致します。

「国際モダンホスピタルショウ」偶然にも・・・
仕事で出逢ったお客様に、ご招待状のみ2009年のでしたが
頂いたことがありました。
せっかく頂戴致しましたので今でも大切に保管しておりました。

そのような中、同じ2010年のホスピタルショウの記事を
昨日、拝見致しましたのでコメントをさせて頂きました。

私の仕事で今でもお付き合いがある医療従事者さん自身が
講演なさっておられましたので記念に頂いたモノです。

何か、偶然ですねー。 (笑い)

(ちなみに、私は医療に全然、関係のない仕事をしておりました)



by なでしこ (2011-02-19 21:41) 

hidechan

モダンホスピの招待状をお持ちだったんですね・・・
直接の医療関係者だけではなく、私のような立場でも参考になることが多いです。

今、私もドクターのお仕事のお手伝いをさせていただいていますが、医療業界からちょっと離れた、いわゆる民生機の方が、薬事関連のしがらみもなく、どんどん新しい技術を取り入れて、圧倒的に進化しています。

なので、私も、医療機器にとらわれない発想でお手伝いをさせていただくようにしています。
これは選択肢がとても多くなり、応用範囲もかなり拡がります。

色々と提案しては、ディスカッションし、今までのお仕事のアプローチとはかなり違い、レスポンスがとても速く、やりがいを感じています。

ただ、民生機は薬事承認を受けていないので、これを使っての保険診療はできません。
今お手伝いさせていただいているのは精神神経科なので、できるだけ患者さんにわかりやすい診療、薬効がこれだけでてきたよ もうちょっとがんばろうね・・・ という事をドクターは目指しています。
とても共感できるコンセプトなので、私もやりがいを感じているところです。

幅広くアンテナを張って、色々と情報を集めているところです。
by hidechan (2011-02-20 16:45) 

なでしこ

こんにちは、hidechanさん。
先日はご丁寧なコメントのお返し、ありがとうございました。

お仕事も充実されてやりがいをお持ちでしょうね。
これからは選択肢も広がっていかれるので楽しみも倍増に
なりますね。

(選択はあなたにゆだねられています)というフレーズもありますよ^^

所で、民生機ってどのようなものなのでしょうか。
興味のあるところです・・・^^ 医療で使えるものなのでしょうか?

統合医療の様な感じなのかしら?

統合医療は何かと敬遠されがちですが、時には好いモノを
齎して下さるものも・・・あるのかも?しれないです。

西洋医学の良好い所と統合医療の好い面をいかしながら
医療者さんも互いに歩み寄れることが実現出来たのなら

日本の医療も少々、前進すること・・・あるのかも?

精神的な健康こそが、自然の状態であるのかな~と
日々の体験でわかったことがありました。

難いコメントでごめんなさい。




by なでしこ (2011-02-25 14:37) 

hidechan

なでしこさん、ありがとうございます。

統合医療 という言葉は聞いたことがあるのですが、実際どのような医療行為を行うのか は、正直なところ殆ど知識を持ちません。

民生機は、私たちが普段使用する家電やオーディオ機器のような物の総称です。

医療機器は、民生機と同じような機器が多いのですが、絶対的な違いは「安全度」です。

脳波計や心電計、内視鏡等、人の肌や体内に挿入して検査・治療をする機器は、どんなことが起こっても絶対にあってはならないことが、「逆起電力が絶対に発生しないこと」 
極微弱な電流が、このような機械から人の身体に流れるようなことが起きると、危険な状態になる可能性がとても大きい。

なので、医療機器は、「薬事法」によって、安全対策等がキチッとされているか の承認を受ける必要があります。

薬事法の承認を受けた医療機器を使用して検査・治療を行うと、始めて「保険診療」ができます。
by hidechan (2011-02-25 19:20) 

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