SSブログ

16日 お袋の命日でした。 [日記・雑感]

ちょっと慌ただしい夏休みを過ごしていました・・・

実は8月16日(月)は、お袋の命日でした。
早いもので、もう11年 経ちました。

13日に、かみさんと芝の増上寺にあるお袋のお墓参りをしてきました。

13日も暑い日でしたが、11年前のこの日もとても暑かった・・・ 本当に暑い日でした・・・

(以前の記事にも書いたかもしれませんが)この日の告別式、猛暑の中だったのですが、出棺し、火葬の釜に入る直前 いきなりそれまでピーカンの夏日だった空が 一気に真っ暗になり、あっという間に激しい雷雨・・・

稲光も激しく猛烈な雨・・・

「お袋が、最後に泣いているんだろうなぁ・・・」って、みんなで話したこと 今でも鮮明に覚えています。

30分もして、もうまた元のピーカンの夏日・・・

いかにもお袋らしい、そんな一日でした。

最近になって、夢に出てくるのではないのですが、今、うちの近くの老夫婦のパソコンのお手伝いを時々させていただくようになったのですが、このご夫婦、ご主人は大正11年、奥様が昭和4年。

奥様とお話しさせていただくときに、「・・・お袋と同い年だ・・・ まだまだお元気だけど、お袋もまだ生きていたら、こんなチャキチャキのおばあちゃん だったんだろうなぁ・・・」って、なんだかお袋とお話しをさせていただいているようで、とても親近感があるご婦人です。

お袋の、最後の1年間は、それはそれは辛い1年間でした。
お袋本人が一番辛かったけど、廻りの私たちも、本当に辛かった・・・
親父と私で、何度もお袋の看護の事でぶつかりました。
お互い、もう疲れの限界がずっと続いていたので、本音でぶつかっていました。

でもこの時、「夫婦」っって、強いんだなぁ・・・ って思ったのと同時に、「夫婦」と「親子」・・・ こんな時は、「夫婦」の関係の方が圧倒的に強いんだなぁ・・・ って、初めて実感しました。

長く連れ添った夫婦には、たとえ長男でも、間に割ってはいることができない 何か強いものを感じたこと 

これは、一度記事にさせていただきます・・・ って、いつか宣言させていただいたけど、いまだに実現できていません。

もうちょっとまとめることができたら、記事にさせていただくときが来ると思います。

お仕事、夏休みも終わり、通常業務に戻りました。

本当に毎日暑い!

車での待機、「命がけ」です(笑)

でも、今日(19日)は、「悪友」の会社で打ち合わせ。
うまくいくと良い・・・

そして、週末21日(土)は・・・
いよいよ、「海デビュー」 の予定です!

仕事、がんばるゾ!


nice!(7)  コメント(12)  トラックバック(0) 

nice! 7

コメント 12

ソニックマイヅル

お母様、きっと見守ってくれていると思います。
海デビュー頑張ってください。^^;
by ソニックマイヅル (2010-08-19 12:56) 

のろ

お母様、暑い季節になくなられたのですね~・・・。父や、おばあちゃんのように、梅雨の季節にかけてなくなるのも、お墓参りはなかなか難しいものはありますが(^_^;)
hidechanさんのおっしゃる、夫婦の絆。父の時には見せて貰えなくて残念に思えました。父が弱ってきて、ろれつが回らなくなって来始めたら、母は、何言ってるのか分からない、とおろおろするばかり。私でも多少状況を考えてあげて、耳を近くに持っていくと、どうにか分かったのに・・・。ふう( -.-) =з。
土曜は、いよいよデビューなのですね。楽しみですね。(^_^)
思い切り楽しんできてください。
by のろ (2010-08-19 18:45) 

mistta

今晩は。生きている者が故人に出来ることは、故人を偲ぶこと、
故人の分までしっかり生きることだと思います。
海デビュー楽しんできてください。愉しいご報告お待ちしております。
by mistta (2010-08-19 19:37) 

井上酒店

でも、きっとこうやって、お母さんの事を思い出して上げることが、一番の弔いになると思いますよ。きっと天国で喜んでいらっしゃるはずです。今となっては辛かった事も、良い思い出に変われば良いですね。

しかし毎日本当に暑いですね。車中での待機、熱中症にはくれぐれもご注意下さいね。

そして、いよいよデビューですか・・・楽しみですね。

海の中の映像や写真も余裕があれば楽しみにしてますよ!

でも、くれぐれも安全第一でお願いしますよ!!
by 井上酒店 (2010-08-20 10:48) 

大将

目を落とされて11年ですかぁ
大将は人が目を落とす事はいなくなるのではなく
なんというかさなぎが蝶になるのと同じではないかと考えます
きっとこの11年間は違う世界から
hidechanさん達のことを優しい目で見ておられることでしょうね
by 大将 (2010-08-20 18:20) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、こんばんは。
今の歳になって、特に、「お袋がいたら相談できたのになぁ・・・」っていう場面が、何となく多くなってきました。
例えば、ちょっと前の記事 お世話になったドクターのお父様がご逝去された・・・ こんな時、私の立場で、どんなご挨拶をさせていただいたらいいのか・・・ これは自分一人では判断できなかったです。
幸いにして、かみさんはそんな「冠婚葬祭」の常識をわきまえてくれているので、なんとか失礼もなく対応できましたが、やっぱり、こんな日常の「ちょっとしたこと」 を聞ける・・・ っていう、経験豊富な母親 は、もっともっとそばにいて欲しかったなぁ・・・ って・・・

・・・海デビュー お陰様で無事、本当に楽しんできました。
すぐに記事にさせていただきます。

それと、つい最近、SONYのデジタル一眼 「NEX-5」 を触る機会がありました。
これはスバラシイデジタル一眼!!
もう、欲しくて欲しくて・・・ 本当にスバラシイ!
これなら、しばらくご無沙汰の「航空祭」でのデモ飛行も追える・・・
色々と探しているのですが、今のところ、まだ「防水ハウジング」がサードパーティーでも出ていない様子・・・ 
「我慢するのが」大変です!!(笑)
by hidechan (2010-08-22 01:02) 

hidechan

のろさん、こんばんは。

実は、お袋の痛みが強くなってきて、東大病院に入院。
初めは侵襲度の低い内科的な「経皮的治療」(お腹からかなり太い注射針を、エコーを見ながら肝臓内のガンに刺し、エタノール注入してガン細胞を死滅させることと、「肝動脈塞栓法」といって、肝臓内の癌に栄養が行かないように、冠動脈を詰まらせる方法 を併用)を何度もしていたのですが、お袋の肝ガンは、大きなガン細胞が数個肝臓内にあるタイプではなく、小さなガン細胞が、肝臓内にかなり散らばっているタイプだったため、この治療法では限界がある・・・ ということで、肝臓の2/3切除 という外科的治療に方針変換しました。
12時間程度のかなり長いオペで、オペ自体は成功 だったのですが、何しろ「ステージ4」の、進行性末期癌 だったため、オペ後の余命半年・・・ という宣告を受け、私自身かなり大きなダメージを受けました。

その時のことは鮮明に覚えているのですが、親父の前で私が号泣したのは外の気は生まれて初めて。
で、その時、親父は「・・・今俺たちにできることは、かみさんを楽に逝かせてやることだけだ・・・ だから、それを念頭に置いて、これからの残り少ない人生をサポートする」と、きっぱりと私に告げました。

「なんと残酷な親父か!」と、その時は正直思いました。
でも、時間をおいて冷静に考えれば、もう、それしかできなかった・・・

で、お袋がオペ終わって、後は「ターミナルケア(終末期 疼痛管理)」といって、「痛み」を緩和する治療法 しか残っていない
なので、東大の主治医の出先病院にベッドを用意していただいて、そこで最後の時間を過ごすことになりました。
「疼痛管理」 = 「モルヒネ投与」 です。

モルヒネはもちろん「麻薬」です。
投与開始初期、体内モルヒネ濃度が強すぎて、お袋の人格が全く変わってしまいました。
この時のお袋の姿 は、今でも鮮明に覚えていますが、一番思い出したくない時期 です。 とても醜い人格に変貌してしまいました。

でも、段々体内モルヒネ濃度が安定してきて、ようやく元の穏やかなお袋に戻ってくれたときは、本当にうれしかった・・・
その頃から、「夜、一人で病室にいるのが寂しい・・・」って。
だから、親父と私で、2日から3日くらいずつ交代で、病室に寝泊まりするようになりました。
そんなことが、半年くらい続いたかなぁ・・・ 
私たちには、この頃が一番きつかった・・・ 体力的にも精神的にも。

もう少ししたら、こんな記事もまとめようと思っています。
by hidechan (2010-08-22 01:31) 

hidechan

misttaさん、こんばんは。

>故人を偲ぶこと、
故人の分までしっかり生きること

仰るとおりです。
ようやく最近、冷静にこう考えられるようになってきました。
でも、とても大変です。
毎年この日が来ると、改めて お袋の存在の大きさ を感じます。
by hidechan (2010-08-22 01:35) 

hidechan

井上酒店さん、毎日お疲れ様です。

いなくなってから初めて、存在の大きさに圧倒され、自分の未熟さに愕然とする・・・
毎年今頃は、そんなことを考えます。
本当に 時が経つのは早いです。
・・・ということは、私たちが歳をとるのもどんどん早まっている・・・
このまま、息子らが社会人になったときに、私たち夫婦が、私の親父・お袋のような 大きな両親になれるのか・・・
・・・今は正直なところ、明確な自信はないけど、でも、迷いはない かな・・・

(もう昨日 ですが)土曜日、予定通り、「海デビュー」しました!
すばらしかったです!!
残念ながら、お魚の写真は無し・・・ 
なぜなら、私の防水コンデジは水深10メートルまで。 型落ちのコンデジなので、防水ハウジング、もう手に入らないんです・・・ 
毎日あの手この手で探しているのですが・・・
で、潜った最大深度が18メートル・・・ なので、カメラを持っていくことはできませんでした。
でも、とにかくこんな近場で、こんなに魚群が多いきれいな海があること自体、信じられませんでした。
by hidechan (2010-08-22 01:45) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。

告別式が終わって、お寺さんの説教を伺ったときに、まさに大将さんにいただいたコメントと同様なお話を聞かせていただきました。

戒名をつけるときにも、「生前の俗社会のお名前が、お母様の本名。 でも、亡くなってから授かる戒名が、本来のお名前」 の様なお話し だったと思います。

はやいもので、もう11年・・・
子供らも大人になり、私たちも歳をとるわけです・・・(笑)

by hidechan (2010-08-22 01:53) 

hidechan

かずあきさん、初めまして。
ご訪問&niceありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
by hidechan (2010-08-22 01:54) 

マルベリー バッグ

匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
by マルベリー バッグ (2013-06-29 05:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。