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HD(High Definition)音源配信 「 e-onkyo music 」 [ネット・オーディオ]

普段使用している、Win XP のPCでも、
ミュージックプレーヤーを 「foobar2000」にして

そのコンポーネントに、「ASIO (アジオ)」を投入し
PC背面のSPDIFからAVアンプ(YAMAHA DSP-A2)へ光出力
することで、NASに保存してある音楽データの再生音が劇的に向上することを体験してしまいました。

色々と調べはじめると、一言で「ネットオーディオ」といっても、大きくふたつに別けられる・・・ ことが、少しずつ見えてきました。

ひとつは、私がまさに始めたばかり の、PC内部に保存してある音楽データをよりよい環境で再生すること
その為には、前述の通り、

  • ミュージックプレーヤーやOS自体の「ちょっとした改善」
  • 大前提として、「高品質な音源データ」を保存すること
  • 音源データは、「可逆圧縮か非圧縮データ」を使用すること
  • 「SPDIF(光デジタル出力)で取り出し」、対応するオーディオアンプに入力する

ちょっとしたことですが、これだけでも私の中では画期的な「オーディオ再生音」になることを を実感しました。

ここまで実験に使用した私の音源は、以前 アナログ音源をPCに取り込んだ「WAVファイル(非圧縮)」を使用したのですが、この「取込段階(リッピング)」で、もっと良質な環境で取り込めれば、よりすばらしいオーディオ再生が可能になる・・・
(ちなみに、私がリッピングした設定は、サンプリング44.1kHz / 量子化24bit です)

それともうひとつ大切なところは、現在の私のAVアンプ(YAMAHA DSP-A2)は、デジタル入力のサンプリング周波数が、48kHzまでしか対応していない・・・
発売されてすでに10年以上経過している機種で、当時はDVDビデオのはしりで、「サラウンド再生」に重心が置かれていたので致し方ないです。

CDは、サンプリング44.1kHz / 量子化16bit で規格統一化されています。

CDが出始めたときかなり賛否両論だった「再生周波数」の上限が、22kHzでカットされている。
(人の可聴周波数範囲は、一般的に、20Hz~20kHz とされています。 私の耳は残念ながら、加齢とスクーバの酷使により(!)、かなりf特が落ちている と思われます)

ただ、「実際には聞こえていなくても」 感じる「倍音成分」や「超低周波成分」はあるはずで、これが音楽に「艶」を加味している
さらに、スタジオレコーディング環境は1段も2段も上のスペックである・・・
高品質のマスター音源を、CD規格に合わせるためダウンミックスせざるを得ない・・・

なんとももったいないことを、今までずっとしてきたわけです。

ならば、CDの規格に縛られずに、高音質のまま配信(これが、「ハイレゾ音源配信」です)すれば・・・
インターネットインフラがこれだけ速くなってきたお陰で、大容量のハイレゾ音源データをダウンロードできるようになってきた。

その中のひとつが、「e-onkyo music 」 です。

このサイトは、CDクォリティ配信はもちろん、HD(High Definision)音源配信を受けることができます。

ダウンロードしたハイレゾ音源データは、チューンナップしたPC環境で再生・・・

ハイレゾ音源に対応していない場合は、外付けでDAC(D→A コンバーター)を入れてあげればいい

例えば ONKYO・・・

ONKYO DAC1000
例えば LUXMAN・・・
LUXMAN DA200
例えば RASTEME・・・
RASTEME RUA220


もうひとつの「ネットオーディオ」については、別記事で・・・

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コメント 8

のろ

むーん。どっぷりはまってきておりますね。(;・∀・)。
でも・・・楽しげです。(*´∀`)ノ。
今の私は、CDからMP3に落としたハードディスクないの物を、RealPlayerで流しっぱなし状態で、じっくりと音を楽しむ状態からは程遠い感じです(+_+)。
このデジタルの時代でも、いろいろ凝れるのは楽しげではありますね。
by のろ (2011-02-10 22:33) 

大将

面白いですねぇ
パソコンの面白いところの一つには『仮想』と言う物が有り
オーディオの大きな壁には『空間』と言う物があって
『仮想』の中には『空間』もあるわけで
音源に合う空間をOSやソフトによって作り出すことができるんですよね
そう考えると
オーディオメーカーがそれに見合うソフトを開発に躍起になるはず
今まで原音に忠実に再生をする事を目標にしの製品作り
でも、そのハードを使う場所が和室の4畳半であったり。。。
でも、PCを通す事によって仮想空間を手に入れ
4畳半の和室でも
音量を上げることなく大ホールでライブを聞くのと同じに聞けるんですもんね
hidechanさんのこのシリーズ、、、
面白くなってきましたね
by 大将 (2011-02-10 22:39) 

hidechan

R8さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-14 15:40) 

hidechan

たかれろさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-14 15:41) 

hidechan

yangt3さん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-14 15:42) 

hidechan

ソニックマイヅルさん、ご訪問&niceありがとうございます。
by hidechan (2011-02-14 15:42) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
のろさんも、ハードディスクにMP3で圧縮した音源データを流しっぱなしで使うことが多いんですね。
私もついこの間まで、iTunesで同じ状態でした。
しかも私の場合は、PC用のちっちゃなスピーカーでずっと流していただけで、なので昔のオーディオセットが動くことがめっきり少なくなっていました。

でも、PCをいじり始めて、またオーディオセットを通すと、やっぱりいい音で鳴ります!

で、次の記事は、のろさんも私も、きっと多くの人も同じように使っている、「ハードディスクに入っている音源データの活用」のお話し の予定です。
by hidechan (2011-02-14 15:47) 

hidechan

大将さん、ありがとうございます。

そうそう、結局「バーチャルな世界」であるわけですが、その「バーチャル度(?!)」が、かなり繊細で現実味をおびてきています。

しかも、音楽といっても、所詮「デジタルデータ」なので、音響メーカー以外の、PC関連のメーカーも多数参入しているようで、想像以上にすごいことになっていますよ。

記事の画像 それぞれのメーカーにリンクを張っているのですがうまく飛ばなくて残念なのですが、アナログ時代からの音響メーカーも、知らないうちにデジタル参入しているし、レコーディングスタジオ器材のメーカーも、コンシュマー参入、聞いたこと無いような外国メーカーも参入・・・

大将さんに書いていただいたとおり、それぞれのメーカーが、自社ブランドのソフトも一緒に開発しているので、とにかく組み合わせは無数・・・

さらに・・・ですね。
アナログ時代は、電源コードやアースの引き回しを替えたりして、音の変化を楽しんでいたわけですが、昨今のデジタルでも、「USBコード」や、「光ケーブル」や、「コアキシャルの同軸ケーブル」 「HDMIケーブル」 が、非常に高価なものから安価なものまで、実にピンキリなんです。

私の頭の中は、「デジタルデータを高速シリアル転送して、Low か High がキチッと伝わればいいわけだから、ケーブルの良い悪いはないはず・・・」と、ずっと思っていました。

例えばLANケーブル・・・
CAT.6 で3メートル 昨今、どんなに高くても、1000円しない・・・
ところが、「オーディオ用」と称するLANケーブル あの「SAEC」の同等規格だと、なんと21,000円(!!)

これはどうなんでしょうか・・・

このあたりも検証してみたいのですが・・・
 

by hidechan (2011-02-14 16:13) 

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