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読書の日。 [本]

今朝は7時半頃に起き、息子らが通学にでたあとに、ゆっくりと新聞を読ませてもらいました。

それから、前々から読みたいと思って買って積んであった本を読み始めました。

ちょっとテーマが重いのですが、敢えて本題を書かせていただきます。

ひとつは、「死刑基準」(加茂隆康 著 幻冬舎) もう一冊は「虚夢」(薬丸 岳 著 講談社)

「死刑基準」は、現役弁護士が、まもなく始まる裁判員制度を前に、「冤罪」をテーマに法廷内での検察側、弁護側のやりとりをドキュメンタリータッチで著したフィクション、もう一つの「虚夢」は、通り魔殺人事件の加害者が、犯行当時 統合失調症による心神喪失 と診断され「心神喪失者等医療観察法」により不起訴 数年の観察入院を経て、退院、 人知れず世の中に出てきてからの被害者家族の心理変化を追ったフィクション です。

一気に読んでしまうほど、中身の濃い本でした。 読んだ感想は、ここでは敢えて書かせていただきません。

最近新聞の記事でよく見るようになりましたが、法廷内での被告、その弁護士、対する検察側、被害者の尋問、証人尋問等、難しい専門用語やその立場、流れ、判断基準等、フィクションではありますが、よくわかる内容になっていると思います。

本当に無作為に専任される裁判員、果たして正しい判断ができるのか もっと勉強を重ねる必要があることを痛感した次第です。


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mistta

裁判員は正直当らないことを祈っています。
by mistta (2009-02-04 23:31) 

井上酒店

ゆっくりしつつもスキルアップしてますね。僕ならダラダラテレビ見て終わりそうですが(苦笑)でも確かに裁判員制度、どこまでどうなのか?本当に不安ですね。特に我々が担当するのは、殺人や犯罪の中でも思い罪の時だけだそうですから、余計に難しいですよね。感情に流されず、いかに冷静な判断が出来るだと思いますが、僕にはそんな判断出来そうにありませんね。被害者の事を考えるとなおさらです。本当に難しい話です。でももう目の前の話なんでね。いつ自分に順番が回ってくるかだけは心づもりしとかないと・・・ですね。
by 井上酒店 (2009-02-04 23:44) 

のろ

私なら、やっぱりダラダラと居眠りでもしてしまいそうですが、読書とはいえアクティブだったのですね~。読んだ本は、重い内容だったようですが(^_^;)。
裁判員制度、本音は当たって欲しくないなぁ・・・です。裁判員は、基本的には、理性的なことを求められるんでしょうけど、多少は感情的な判断もあえて入れるべきなのかなぁと思われます。一般人の感覚を裁判に反映させるという趣旨もあったと思われますので・・・。
ところで、私のところでキリ番を踏んで頂けたようです。ありがとうございました~(^_^)。
by のろ (2009-02-05 09:41) 

hankyu8200

きゅんぱちは平日に仕事がない時などは、よく霞ヶ関の東京地裁へ足を運びます。
えっ?当事者かって?
いえいえ、単なる傍聴人として伺ってます。
なんていいますかね、ああ言う裁判をタダで見学していますと、

           人生の縮図を見ている

という思いです。
よっぽど勉強になりますなぁ〜^^。
人生の機微に係る話などからはじまって、裁判官・検察官・弁護人のキャラクターが様々交錯して話が進んでいくんですがね、なにしろリアルの話なので、自分の頭に入る際のインパクトがすごいです^^。
たまに、ポジションにかかわらず、話の展開にあざやかなレトリックをかけてくる発言者の文言は、ホントに参考になるので、メモしてます。
一日中いてもそういった意味では全く飽きることがありません。
その上、自分の中でボキャブラリーをはじめとしたいろんな引き出しが増えていく実感があります。
自分が裁判員になったら、応用が利くかなー^^。
by hankyu8200 (2009-02-06 21:42) 

hidechan

misttaさん、ありがとうございます。
私も、本音は「絶対に当たらないように・・・」と願う一人です!!
by hidechan (2009-02-08 17:04) 

hidechan

井上酒店さん、ありがとうございます。
そうなんですね、被害者のことを考えると、もう感情にまかせるしかないですよね・・・ でもそんなときにもっとも怖いのは「冤罪」ですね・・・ やっぱり日本の風土には、裁判員制度なじむのにはかなり時間がかかるんじゃないでしょうか・・・
by hidechan (2009-02-08 17:09) 

hidechan

のろさん、ありがとうございます。
私は裁判や法的なことには殆ど無知だったので、そんな私には、どちらも作り物ではありますが、けっこう「なるほどな・・・」と思いながら読みました。 でも、やっぱり「当たって欲しくない」が本音です。 冷静な判断はきっとできないと思います・・・
by hidechan (2009-02-08 17:14) 

hidechan

きゅんぱちさん、ありがとうございます。

・・・きゅんぱちさんは、本当に多種多彩な「ポケット」をお持ちで、しかもどれもササッと取り出して活用できる状態なんですね。 驚きです。 

東京地裁の前は、食材配送の帰り道、毎日通っていました。 でも、あそこに列んで、傍聴しよう って考えたことは今まで一度もありませんでした。
by hidechan (2009-02-08 17:19) 

大将

どんな本でも読めば勉強になると思います
たとえそれが悪書であっても
活字は人を違う方面から成長させてくれますよね
あぁ…大将は最近、とんと本を読んでいないなぁ
本を読む時間を作らなきゃ
by 大将 (2009-02-10 00:09) 

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