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皮膚良性(?)腫瘍切除術 抜糸完了で、このシリーズもついに最終回(その5) [健康]

(一日遅れの報告になってしまいましたが・・・)
通い慣れた(!)、JK医科大学附属病院 皮膚科外来・・・

皮膚科外来
今日の、抜糸予約票・・・
最後の診察受付票

昨日午前10時前、無事(!) 抜糸完了(8針)。

オペ自体よりも 抜糸の方が痛い と 色々な人から聞かされていたので・・・
実はかなり緊張しましたが・・・

すごく丁寧なドクターで、一本ずつゆっくりと抜いていただき、
ガーゼの上にきちっと 抜いた8本の糸が並べられ
「抜糸完了しましたよ・・・」
と、にこやかに教えていただきました!
本当に几帳面そうなドクターでした。 感謝です

「先生、もうストレッチしたり筋トレしたりしても大丈夫ですか・・・?」
「・・・ストレッチは、今週いっぱいはしない方がいいかもしれませんね・・・」
二重(上皮とその下)に縫合してあるのでまず大丈夫だと思いますが、万が一 ということもあるので・・・」
「皮膚の下の縫合糸は、3ヶ月くらいで自然消滅します。 上皮の抜糸は終わりましたが、テーピングで止めておきます。」
「これはこのままで、もうシャワーとか水につけても大丈夫ですよ」
「はがれたら、それでおしまい!」

「・・・スイミングは大丈夫ですか?」
「水泳おやりになるんですね。 バタフライはできれば避けていただきたいのですが、それ以外は大丈夫ですよ」 

「・・・先生、傷が当たると、まだ痛みがあるんですが・・・」
・・・まだ一週間ですからね・・・ それが普通だと思います。 もうちょっとしたら痛みもなくなりますよ」

病理検査の結果も問題なしです。 
良性の『毛母腫』(Pilomatricoma が正式な病理診断名 だそうです) ですね。 石灰化上皮腫 とも呼ばれます。」
「なので、来月予約していただいていた 病理検査結果確認日はキャンセルしておきますね」

病理診断報告書

所見を読んだだけでは・・・
良いのか悪いのか正直なところ分からないのですが、
でもドクターの説明を伺う限り、問題なし ということなので、良しとします・・・

・・・ということで、予定通り抜糸も完了、病理検査も問題なし!

これでいよいよ来月から、本格的「潜り」開始 予定となりました。

ずいぶんと長い(!) 5回連続シリーズでしたが・・・
無事、最終回 となりました!!

めでたし めでたし !!


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皮膚良性(?)腫瘍切除術を受けた (その4) [健康]

・・・無事 生還。
ただし・・・ 今、自宅で記事を書いていますが・・・
・・・帰宅途中から 疼きだして・・・
・・・今、痛い・・・
さっき、沈痛頓服を飲みました・・・

このシリーズ(?)も4回目・・・
今日が、いよいよオペ施術です。

8時少し前に病院到着。
こんな日に限って・・・ 東京は真夏の日差し・・・
・・・汗かきたくないのに・・・

東京慈恵会医科大学附属病院

 

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皮膚線維腫?(その3) JK大学附属病院 エコー結果ムンテラ & オペ前検査 & オペ予約諸々。 [健康]

先週の火曜日(10日)、14:30から、背中の線維腫のエコー検査を受けました。
その時の記事 → エコー検査受診

そして、昨日(17日)10:30から、皮膚科外来でエコー検査結果のムンテラ 及び オペ予約 他諸々・・・

結果だけ聞いて、後は手術日の予約だけ ・・・ だからせいぜい30分程度で終わる・・・
・・・と思っていたら、予想外に大変なことになってしまいました・・・

エコー結果は、外来診察室のディスプレイに表示される。(院内PACSですね)
先週の検査時、「・・・結構枚数キャプチャしているなぁ・・・」って思っていたとおり、
15枚くらいのカラードップラを含めたエコー画像を見せてくれて、細かな説明・・・

初診外来の時とは違うドクターでしたが、きちっと情報共有はできている。

で、もう一度 患部を見せてください・・・っていわれ、上着を脱いで背中を見せる・・・

ドクター、デジカメで何枚か撮影。

「あらら・・・ 結構大きいですねぇ・・・」
「・・・・」
「私が執刀させていただきますね。 よろしく」
「・・・よろしくお願いします」

で、いよいよオペの予約と、説明が始まった・・・

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JK大学附属病院 エコー検査受診。 皮膚線維腫?(その2) [健康]

先月、知り合いの皮膚科ドクターに紹介状を書いていただき、東京のJK大学附属病院 皮膚科を受診。
その時の記事→背中に、皮膚線維腫? (その1)

で、ようやく今日14時半から、予約したエコー検査を受けてきました。

「・・・先月の初診の時みたいに、 また『白衣の学生軍団』が勢揃いしてるのかなぁ・・・ いやだなぁ・・・」

再診の受付は、「自動再診受付機」にIDカードを入れるだけ。
そうすると「予約票」が出力される。

で、この「予約票」と、先月 初診の時にもらった「画像診断検査予約票」 を、
外来棟3階の、超音波診断センター 受付に提出。

超音波診断センター受付
画像診断センター の待合室。
午後の予約時間帯 というのもあるのですが、だーれも人がいない・・・
時々、入院患者さんが看護師さんに連れられて、検査に来る・・・

超音波診断センター待合室
 
 

 

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背中に、皮膚線維腫? (その1) [健康]

いつ頃から自覚し始めたのか覚えていないのですが・・・
半年くらい前? からか、背中の右肩胛骨の横にできたしこりに気が付きました。

10年以上 お付き合いさせていただいているAドクター(本当に、色々な診療科のドクターにご相談できて、助かります・・・)に見てもらったら、
「・・・多分線維腫だね。 気になる?」

私 「普段は全然気にならないんですが、スポーツクラブでマシンに座ると、ちょっと当たるんです・・・」
ドクター 「いずれにしても良性だから心配はないよ。 このまま小さくなることもあるし、少しずつ成長することもある・・・」
私 「取った方がいいですか・・・」
ドクター 「気になるようなら、取った方がいいかもしれないね。 もう少し小さければここで取っちゃうんだけど、ちょっと大きいから、もし出血したときに切除しながら対処できないなぁ・・・ 大学紹介するよ・・・」
私 「ありがとうございます。 ・・・とりあえずこのまま様子見ます・・・」

・・・と、そのままずっと来たのですが、ちょっとずつ大きくなってきていて、スクーバのときも、
「hidechanさん、しこり 大きくなってんじゃない?」って云われるようになってきた・・・

確かに、かなり当たるようになってきた・・・

で、先週、再度ドクターのところで見てもらって、「先生、やっぱり取っていただきたいです」と申告。

「じゃあ、大学の皮膚科へ紹介状書くから、これを持ってまず初診外来を受けてね。」

ということで、昨日、東京 新橋の JK大学附属病院 皮膚科 で診察を受けてきました。


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放射線被曝。 [健康]

福島原発の事故で、とうとう被曝被害者が病院に搬送されました。

見えない敵 「放射線」・・・

本当に怖いです。

しかも一度被曝障害を受けると、完治するまでとても時間がかかり、別の臓器に新たな症状が出てしまう可能性も非常に高い。

全く比較にはならないのですが、
実は私も前々職で、ほぼ毎日 朝から晩まで心カテ室のなかで医療機器の操作やペースメーカーのインプラントのサポートをさせていただく日々がかなり長い期間 続いた時期がありました。

私たちスタッフも、被曝防護用の鉛入りのエプロン(結構重いんです)はお借りすることはできたのですが、首周りの鉛入りの「襟巻き」、あるいは、鉛入りのゴーグル等は、基本的にはドクターが使用する という状況でした。
エプロンの余裕がないときは、腰から下だけの「酒屋さんのような」鉛入り前掛け(!)だけの時もけっこうありました。

最近のカテ室は、カテ室内にカテポリ(心臓カテーテル検査・治療中の様々なパラメータをリアルタイムで計測・記録する医療機器)を置くケースは希のようで、大体は、カテ室とは鉛ガラス張りで続いている操作室 に置くことがほとんどのようです。

しかし私が現役の頃(10年以上前)は、操作室は手狭で、カテ室内にこのカテポリを置いて検査をすることがかなり多かったのです。

カテ室内は、「Cアーム」が天井のレールから移動寝台を挟むようにぶら下がり、救急カートやカウンターショック、心電計等々の機器、カート等でいっぱい。
カテ室の一例です。

心臓カテーテル室

天井からぶら下がっている「C型」のアームの両端に、管球と受像部がペアで付いています。

なので、その隙間に置かれたカテポリを操作する私たちスタッフは、Cアームの管球(放射線を出す大元)のすぐ近くにいることが非常に多い。

ということは、管球から放射される放射線の被曝がとても多い ということ・・・は、だいぶ後になって知ることになるのですが・・・

 

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地震酔い・・・ [健康]

自分の不安な気持ちが余計にそうさせてしまうのでしょうが、

なんだかふっと、「・・・あれ、また揺れている・・・」と思うことしばしば

そんな時は無意識に、机の横にかけてあるヘッドフォンのケーブルを見る・・・

「・・・ああ、揺れていないや・・・気のせいか」

昨日は車に乗って、エンジンをかけようとしたときにまた揺れているように感じた・・・

この時は、電信柱を見たら揺れていたので、「ああ、余震だ・・・」と・・・

こういう感覚を、「地震酔い」と呼ぶそうです。

きっと、避難所で厳しい生活をされている方々も、もっとひどい、こんな感覚が続いているんだと思います。

震災発生からもうすぐ2週間・・・

なかなか物資がうまく届かず、避難生活も厳しい中、すでに第2ステップ 精神面のケアが必要な時期に来ている。

メンタル的なダメージはとても大きく、しかし目に見えない。

丁寧に優しくケアしないと、心の傷は深くなる一方。

寒い日が続き、本当に厳しい。

加えて今度は放射線被害・・・

昨日のニュースで、今度はあらゆる「水」が、店頭からあっという間に消えたと・・・

過剰反応じゃないでしょうか・・・


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「うつ症状の人はチョコレートをよく食べる」・・・確かにそうでした! [健康]

こんな研究発表があったそうですが、これは少なくとも私には、バッチリ当たっています!

今は逆に、それほど食べなくなりました。

が、一昨年くらいかなぁ・・・ とにかく、何でも良いんです。
大袋に入っているアーモンドチョコレートや、明治のミルクチョコレートやビターチョコレートのちっちゃいヤツがたくさん入っているヤツ・・・ マーブルチョコレートや、m&mの小袋いろいろ・・・ を、もう自分で買ってきて、自分の部屋に常に無いと安心できないときがありました・・・
ゴディバとか、高級チョコレートにはあまり興味はなかった・・・ とにかく安くてたくさん入っているもの・・・ を、常に買いそろえていたことを思い出しました・・・

因果関係は・・・ 私の場合は、間違いなくありました。

今度また、私の主治医にお会いするので、覚えていたらその時に聞いてみます。


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頸椎椎間板ヘルニア は、ギリギリでセーフ!! [健康]

左手のしびれ で、先々週整形を受診したことはお伝えしました。

今週月曜で、2週間が経ち、鎮痛剤と湿布をしても症状が治まらず、再度整形を受診。
ドクターに、「・・・しびれも取れず、痛みも変わらないです・・・」と申告。

「そうか・・・ だめか・・・ レントゲンだと、骨以外の状態はわからないから、MR撮ってから治療方針決めよう」
・・・と、MR撮影に紹介されたのが、「なんと」 やっぱりうちの近くの、評判の「○×脳神経外科」・・・

「注」
MRIじゃないのか」とのコメントを頂きました。
まさにご指摘の通りで、正式には、「Magnetic Resonance Imaging System」(磁気共鳴画像システム)を略して 「MRI」と呼びます。
しかし、ご指摘されて改めてキチッと回答ができないのですが、なぜか「業界人」は、通常これを「MR」と呼んでいました。
 

ここは実は、4年前うちの近くに開業するときに、前職で積極果敢にアプローチしたドクターでした・・・

結果的に、「ある仕様」が争点になり、何度かデモもしたのですがドクターの要求を満たすことができず、MR本体と同メーカーのPACS医用画像ファイリングシステム 「パックス」と読みます)が導入されたのでした。

紹介状を受付に出して待っていると、呼ばれました。
診察室に入ったとたん、ドクターも笑顔、私も笑顔・・・
「hidechanさん、久しぶりだね! 最近どう? 売れてる? あの時はしょうがなかったよね・・・」
「・・・○×先生、実は2年前に□△は辞めて、今は自営をしています・・・」
「えっ! そうだったの! □△は、調子はどうなの?」
「・・・あちこちで苦戦を強いられているようです・・・」
「・・・そっか~ でも、早めに辞めて良かったよね!」
「・・・・・・・・・・」

・・・という、ドクターと何とも穏やかなやりとりではじまり、
じゃあ、せっかく来てくれたから、去年入れた、3.0でバッチリ撮ってあげるよ

「○×先生、私、自慢じゃないのですが自分のMR撮るのは初めてなんです。 CTは何度かあるのですが。 だから、自費で良いので、画像データをデュープ(複写の様なもの)してください。」

そっか、じゃ、CDに焼いてプレゼントするよ!
「・・・ありがとうございます。(ウレシィ!)」

 (ちょっと専門的になりますが)MRは強力な磁場を発生させるトンネルのようなもので、その中に身体が入ると、体内の水素原子が強力な磁場によって微弱な信号を発するのです。 
それを受像素子がとらえ、コンピュータ画像として表示する検査装置です。

○×先生のところには、1.5テスラと3.0テスラのMRが設置されています

クリニックで、これだけの装置(他にもCTもあります)をフル活用しているところはあまりないと思います。 
何しろ、1台 数億円で、おまけに、付随設備が大変です。

高磁場MRは、超伝導コイル磁石を使うため、コイル冷却用の液体ヘリウムを使います。 
まずこの設備が大変です。
また、「高磁場」を発生するため、検査室外に磁場が漏れないように、「磁気シールド」で検査室全体を覆います
当然ながら、電源設備も大がかりになります。


ドクターがおっしゃってくれた「3.0・・・」 というのは、実は「3.0テスラ」という磁場の単位で(「テスラ」については、興味のある方はお調べください)、現時点で最強の磁場を発生する検査装置で、最強の磁場を発するので、「短時間で」「非常にきれいな」検査画像が得られるのです。

CTやレントゲンのように、「放射線」を当てることはないので、基本的には被験者が受ける被爆のようなものはありません
[追記] (・・・ですが、高磁場の中に一定時間 入ることが、本当に生体に悪い影響がないのか については、少なくとも私が現役時には、それを裏付ける明確なデータはありませんでした・・・)

現役時、学会発表等でよく聞いたのですが、MRの検査室内に、金属のトレーやワゴン、はさみ等があると、撮影開始と同時に、それらがガントリーに向けてズバッと一瞬で「飛んでいく!!」 強力な磁場で、吸い付けられちゃうんですね。
それだけ強烈な磁場を発生する検査機器です。 
(なので、車のキー等はもちろん、キャッシュカード等も持ち込み厳禁、時計も壊れちゃいます。 ラメ入りの化粧もダメ、刺青もダメ と聞きました・・・)

いつもは、MRのコンソール室で見ている側だったので、患者さんの状態は知るよしもなかったのですが、今回初めてMRを体験し、かなりストレスフルな検査 であることを身を以て知りました。

まず、私の場合は頸椎だったで、頭から首、肩を「強烈」に固定します。(撮影中に動くと、鮮明画像が得られない) 
しかも、検査中の「騒音」が非常に激しいので、耳栓用のスポンジを両耳に挟みます。
さらに、MR本体のガントリ(トンネル)にベッドが移動しながら撮影をするので、特に閉所恐怖症ではない私でも、かなりストレスフルでした。 
目をつぶらざるを得ませんでした。 本当に狭い空間です。
検査時間は、今回は30分程度・・・ 背中びっしょり汗でした・・・

今回体験した最新鋭のMRは、以下の写真の装置です。(PHILIPS Achieva 3.0T Quasar Dual)

ar_3tmri_main_en.jpg
ちょうど、上図のような「頭部固定具」(実は、磁場を調整し、鮮明な画像を得るためのコイルになっている・・・)に頭をはめられ、すきまに「騒音対策」用のスポンジを詰められます。

検査中は、非常に激しい定期的な騒音(耳のすぐ近くでバケツを叩いているような音・・・ガン! ガン! ガン! ガン!・・・)という、音(この音は、磁場コイル電流をオン・オフさせるときの機械音です) 
これは、いままでは「第三者的に」 うるさいんだろうな・・・ と、軽めに考えていましたが、これはひどいです。 
しかも、頭・首・肩までがっちり固定されているので、まいりました・・・


MRの画像、ご覧になったことはありますか・・・

せっかく、今回 ドクターがCDでデータの一部を焼いてくださったので、私の画像の一部をご覧頂きます。
ターミネーターのようですか・・・
(個人情報に関するところは修正してあります・・・)
mr01.jpg

上図が、撮影結果の一部です。
左側の画像が、ちょうど正中(身体の中心)での断面、右が、(左の画像で赤丸をつけたあたりの)頸椎5番目近辺での横断面(画像は、「下」(足先)から上向きに見た画像です。
左の画像は、4ミリスライス画像、右の画像は、3ミリスライス画像です。

ひだりの正中画像では、「若干、頸椎4番目、5番目の間の椎間板が狭く、多少、脊髄に飛び出しているようにも見えるのですが、それと同じ部位の右の画像を見ると、「椎間板」の突出ではなく、左側の骨間が狭くなっていることがよくわかります。

なので、診療方針が決まりました
・まず、一週間、ちょっと強い薬だが、「ステロイド」を一日3回服用で様子を見る。
・このステロイドは、胃に負担をかけるので、保護材として「ガズター」を一緒に服用する。

結果はあまり万歳はできないなりにも、治療方針が決まり、何とかなりそうなので、一安心です・・・ 


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「負のスパイラル」にはまってしまった・・・ [健康]

頸椎椎間板ヘルニア」で、左手がしびれたままであることは、ちょっとまえの記事で書かせていただきました。

4月 新年度に入ってから仕事が激減し、実は4月終わり頃から、眠剤を飲んでもまったっく眠れない日が増え、5月に入り、いよいよ殆ど眠れない日が続いていました。

でも、いつもの待機場所で、4月~5月中旬までは資格受験のための本や『海堂 尊』シリーズを読んだりしていたので、ひでカーゴ号(軽)で爆睡する時間はそれほど無かったのです。
なんとか資格試験もとりあえず終わり、『海堂 尊」シリーズも文庫になったものは読み終わってしまったので、それ以来、毎日の睡眠不足もあって不自然な体勢で爆睡することが増え、あっという間に「頸椎椎間板ヘルニア」・・・ 

こう云うのを 「負のスパイラル」って云うのでしょうか・・・

で、昨日の夕方、仕事を頂いている会社から 「明日は、自宅待機しておいて・・・」との連絡が携帯に入りました。
いつもつけている日誌を見ても、確かに「火曜、水曜、金曜」は、「ボーズ」の確率95%!!
とっさに、「それじゃ、明日はお休みを頂きます・・・」とお願いし、今日、半年ぶりに、ドクターのところに行ってきました。

薬の袋を見て改めて知ったのですが、もう半年も行っていなかったんです・・・

ここ最近は、ふと気づけばドクターのお顔が思い出され、「ちょっと疲れ気味だから、行った方が良いかな」「ドクター、俺のこと呼んでくれてるのかな・・・」な~んて感じていたのもあり、昨日、会社に休みの連絡を入れてから、(もう暗くなってきていましたが)雨もなんとか上がりそうだったので久しぶりに自家用車を洗車し、今日、はるばる片道50キロ ドクターのところに行ってきました。

不思議ですね・・・
待合室で待っている間、ドクターの声を聞くだけで、何となく癒された気持ちになり・・・ 「やっぱり、ちょっと疲れてたのかな・・・」「来て良かった・・・」と思えてしまいました。

副院長であるドクターが外来に出るのは、毎週 火・金・土 なのですが、まだ若いので(!)人気があり、とても患者が多く、8時半に病院について受付をしたにもかかわらず39番・・・ 結局、診察室に入ったのは12時過ぎでした・・・

「久しぶりだね・・・ どう? 仕事は順調?」
「・・・順調じゃないです・・・ 4月に入ってから、不景気のあおりをもろに受けちゃってます・・・ サラリーマン辞めたことに後悔は全くないし、自営の時間の流れは自分に合っている と思ってはいるのですが・・・ 最近、先生のお顔が頭の中をチラチラしていたので、先生が呼んでくれてるんだと思って来ました・・・」

「(笑)・・・どんな具合?」

「4月に入ってから、残っている眠剤飲んでも殆ど寝られないです。 それと、仕事のことがまったっく頭から離れなくて、24時間頭の中フル稼働  これが辛いです」

「それと、一番辛いのは、もうここ2ヶ月、殆ど誰とも会話らしい会話 していないです。 特に家の中で、殆ど会話ができない。 というか、多分自分で壁を作ってしまっているんだろうとはわかっているのですが、彼らに入っていくことができない・・・ かみさんとも、もう数ヶ月 最低限の言葉を交わす程度しかできない・・・ 自分では、『うつ』の時の苦しみではない とは思っているのですが・・・」

「会話がないのは辛いね・・・ 特にhidechan さんは、何気ない会話で、相手がキチッと理解できていないようなところを見抜く能力がずば抜けていたから、会話がないと、厳しいよねぇ・・・ 今 お仕事がとても厳しい状況のこと、奥さんに話している?」

「・・・心配かけたくないから、話していないです」

「・・・それと、・・・・・・・・うまく言えないんですが、うつのピークの時にも、こんな事は考えたことはなかったですし・・・ あの時は、先生に言われて自分でもビックリしたほどだったから・・・」

自分がいなくなっちゃった方が良い って思ってる? 死んじゃった方が良いかな・・・って、思ってる?」

「・・・そうなんです。 こんなの、初めてです・・・ 保険金が入れば、家族も、少なくとも今よりは多少ましな生活ができるだろうし・・・」

「わかったわかった・・・ hidechanさん、昔と全然変わっていないから安心した(!) だから今でも信用できるんだよね。 生真面目一筋 今の世の中、hidechanさんみたいな人、居ないよ! 」

「これは、うつではない、安心して。 今のhidechanさんみたいに、脳が24時間フル稼働(暴走)しちゃている様なときには、ロヒプノール(緩やかな眠剤)じゃ寝られない。 まず、脳をリラックスさせないと・・・ また、レボトミンリーゼを出すから、脳を休めたいときに飲むようにしてね。」

「それと、今まで使ったことがなかったけど、テトラミドを寝る前に飲むようにして」

「・・・先生、それ、どんな薬なの・・・」

「よく眠れるようになる でも、単なる眠剤じゃない。 ・・・そうだな・・・ hidechanさん、昔よくキャンプ行ってたよね。 今も車大好きだよね。 この薬飲むと、例えば仕事で悶々としているようなときに、『・・・もういいや、久しぶりにドライブドライブ!! fun to drive!』 な~んて、頭の中に蔓延している心配事を一時的に忘れられる。 元気が出る。 釣りが好きな人がこの薬飲めば、仕事でスランプに落ち込んでいるときでも、『お魚が俺を呼んでいる』な~んて思えて、元気になる」
(・・・この「例え」は、私の頭と心臓をズバッと突き刺し(!)、(失礼を承知の上で) 脳裏には、まだお会いしたこともない「大将さん」が渓流でお魚と静かな戦いを展開しているお姿が「鮮明に」浮かんできました・・・) (大将さん、ゴメンナサイ!)

それからも、(実は新たな事業を試験的に始めたのですが・・・)新たな展開の事、大学病院のこと、最近の脳科学のこと 等々を楽しく(!)お話しさせていただいて(本当に、こんなに会話をしたのは数ヶ月ぶりでした)、診察室出たら、待合いで長蛇の列・・・ 時計を見たら、40分くらいお話しさせていただいていました・・・

薬の量はまた増えてしまいましたが、やっぱり今日は来て良かった・・・ 

また、ドクターに感謝です。


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